ますだいっこうのあと@ベルリン

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『リプリー』/コンドルズ『ジュピター』

iTunes自体にもシャッフル機能がついてると今さら気付いて活用中。そのランダムさが日によって傾向が違ってるように感じられるのもまたおもしろくて。
B誌原稿下準備して四分の一まで書いた。
午後ランニング。五の坂から中井高台の住宅街に登り入ってジグザグ散策気分で走る。前庭ありのお屋敷にデザイン住宅、表札「二十一」(なんて読む?)、こぢんまりした社寺にユルユルの商店街、ああココにあるんだの林芙美子記念館
リプリー』DVD観る。せつない。全編ダサめなマット・デイモンだけど、ジュード・ロウとチェスするバスルームのシーンでみせた一瞬の官能貌はとてもドッキリでござんした。ラストももうそうするしかないよねとわかってああなるあたりが、せつなかったよ。音楽も○。
コンドルズ『ジュピター』@渋谷公会堂を観る。ロビーに足を踏み入れたときから、比喩じゃなくって物理的にムンムンしてた。けっきょく渋公満員だもんね。スゴッ。アーティストの鎌田のぶあきさんと客席でバッタリ。先行予約で2階席23列めってのはちと引っかかるが、まあ今回は御祝儀気分でこらえる。
そんな席だもんだから、男子ダンサーたちの表情なんて視えるわけない。誰が踊ってるかを判別するのがようやっと。それでもね、近藤良平のコンパスジャーンプをはじめとする一連のパキパキ&シャキシャキした動きは2階席後方までしっかり「届いて」いて、それだけで脈拍上がるってもん。中身的には、海外公演用に再構成したものっぽくて、観たことあるシーンがけっこうあったな。
でもなんだかお祭り気分だからね、渋公で2005円だからね、快挙に立ち会う見届けるなココロなわけで。カーテンコールは客席ほぼ総立ち。NHK芸術劇場で今日のが放送されると告知があるって、これまた拍手喝采でしたー。
そんなこんなで“ダンス”としての収穫はほぼない舞台だったけど、ファン感謝デーなノリで満足でありました。