ますだいっこうのあと@ベルリン

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レインボーマーチ札幌/『二人でお茶を』札幌公演千秋楽

ikkomasuda2006-09-17


チェックアウト1時間前の9時起き。混雑する大浴場。亀田系な坊主男子しっかり視姦。松屋→スタバ→アップルストアミクシィをのぞくとコンテンポラリー・ダンスつながりな札幌の方からおすすめカフェのメッセージが届いていた。うれしい。……せっかくですが行けませんでした、すんまへん。think gardenというカフェ・ライブラリーみたいなとこのようです。次回はぜひに。

レインボーマーチ札幌。東京じゃなくてココでなの!?な顔ぶれを含めて、いろんな知り合いと会う。青空のもと。それだけでも充分アガる。

「(フロートに乗る出演者は)おしゃべりしてないで、早くスタンバイしてくださーい」みたいなアナウンスが流れる、ゆるいノリがこれまた札幌らしくて。関根さんと思わず「おしゃぶりしてないで、じゃないの?」とヨタ飛ばす。

実行委員会が用意してくれたプラカードがあったので「あたしはオカマ」を拝借。今年の東京パレードを沿道でみたジャスミンさんが「何のパレードかどれだけ伝わったのか?」みたいな疑問を踏まえて、せめて、ね。

実行委員会フロートのブロックで単身歩く。とっても気持ちよかったです。もちろん周りのイケメン視姦しつつ、せめてもの沿道へのアピール。レインボーカラー+ホワイトの風船を飛ばすクライマックスには、やっぱりウルウルしちゃいました。その直後に槙原の「どんなときも」が流れるのもベタっちゃあベタだけど、涙腺緩め効果大。

歩き終わっての集会。市長が登場。その社会的意義以上に、札幌の秋晴れを愛し、すべてのマイノリティを勇気づけるスピーチが素敵だった。

その後の母親の会の方のスピーチを聴き損なったのは残念。関根さんの日記から勝手に引用します。

親の会というのはゲイやレズビアンやその他のセクシュアルマイノリティの子を持つ親の集まりだ。今年は、集合場所のブースでおにぎりをにぎって売っていた。元気な母さんが一生懸命語っていた。「親はどうせ子供より先に死ぬんだから、大体の場合。好きなように生きなくては。思ったことは、どんどん伝えなくては」と。「おにぎりは午前中で完売したので、来年はこの3倍にぎります」と。

集会を途中で抜け、ホテルで荷物をピックアップ、“札幌で寿司を食べた”って既成事実のためだけに間引き運転しているどってのことない回転寿司へいき、ちと侘しさにおう二条市場界隈経由でBLOCHへ。

劇団フライングステージ『二人でお茶を』札幌公演@BLOCH、千秋楽。関根さんの、愛すべきよ、無責任な飛ばしっぷりが小気味良く、そのうち森川くんも跳ねだしちゃったあたりがおっかしく、客席の笑い声が昨日と違って一丸となって分厚いのも感じながら、無事終える。

ムーンリバー』へ、いつもお世話になっているHさんと一緒に来てくれたSさんが東京からご来場で、すんません、あいさつそっけなかったけれど、うれしかった。

バラシ不要とのことで、僕はダラダラ。後夜祭イベントもあったりで現地スタッフ・トモコさんはまだまだ多忙につき、すべて搬出した時点で札幌スタッフとはお別れ。お疲れさまでした&ありがとうございました。

今宵もススキノへ。狸小路にある炭火を囲む居酒屋で、4人して打ち上げ気分。海の幸もそうだけど遠赤外線効果で僕はまったり。いつしか芝居の話になり、「狸小路が下北になってますよ」みたいなことを本田さんに言われ苦笑。

もうちょっと話したい気分を抱えつつ、店じまいにつき解散。ホンマにお疲れさんでしたー。今宵もカプセル泊。