Ｂ原稿最終仕上げ。6時30分開店早々無人のマクドナルド2階席で推敲。納品。ほひ。Ｄ社ガイド本ソウル校正。デザイン組み替え恐ろしや〜。午後まずティップネス中野。ichiさん＆yoshiくんとストレッチマットでプチ雑談。
「ア ヤ ズ エキシビション「バ ング ント」展＠六本木・P-HOUSEを最終日にやっと観に行く。
このいちいち欠字？だらけで仕事柄イライラする展示。メインは飴屋法水が24日間、最小限の水・栄養剤などだけただ箱に閉じこもる、ある意味コンセプチャルアート。白い箱を外からノックすると中からコンコンと返ってきたりする。けっこう不気味。中を想像すると一層。
サ ラギノ （椹木野衣）のテキストとオ トモ シヒ （大友良英）の音による作品。「デビルマン」の悪魔？襲撃のニュースから始まるテキストが、例によってこれまた欠落した文字列で。その要所要所にある端子にヘッドフォンをして手を触れると聴こえてくるサウンド＆ノイズ。
それから顔の消える証明写真。例のブース式機械が置いてあって各自撮影する参加型アート。みなさん消えてました。それが白いギャラリーの壁あちこちに貼ってある。例えば、ニューヨークの移民博物館で視たのかな？、パスポート写真が累々なのと、どこかつながるイメージ。だけど証明写真なのに証明する顔がない。名前もみな例によって欠字にしてる。僕も「マ ダイ ウ」＆左目あたりに「×」をつけて…。
とにかく、何かが、さりげなく／ハッキリと欠落、消失している白い地下空間。冷ややかにおっかない作品群。まさに《バニシングポイント》な体験でした。
早稲田大学演劇研究会新人試演会『TRIUMPH』＠早大大隈講堂裏劇研アトリエを観る。フライングステージのお客さんでミクシイつながりな、こうへいさんのデビューだ。
にしてもここって、第三舞台の『リレイヤー』とか観たんじゃなかったっけか？ あれ、テントだったかな？ いずれにせよ懐かしい界隈。扇風機すらないアトリエに文字通り寿司詰め汗だくで鑑賞。
初めてお目にかかるこうへいさん。冒頭ダンスでのツイストの腕振りからもはやエネルギー炸裂。あれよあれよのうちに弾けんばかりのゲイキャラ全開へ突入！なあたりがサイコーでした。おまけに網タイツ・黒短パン・タンクトップどころか、パンツ一丁姿までおしげもなく披露なさるもんだから、ババアは超満足。おそらくはエチュードを構成したような作品自体は……だったけど、いいのっ！
終演後、初顔合わせでごあいさつ。勢いで頭まで撫でてる自分。
あまりに暑くてしょうがないのでエアコン目当てで養老乃瀧落合店へ。
