ますだいっこうのあと@ベルリン

在ベルリン/俳優・ゲイ/演劇コーヒー映画アート読書都市旅ドイツ語/ikko119[あっとまーく]gmail.com

2004年8月の日記

■8月31日(火) 新iMacデビュー

D社ガイド本ソウル。ラストスパート。B社通販パンフ。後半かなり意識分散状態。あぶないあぶない。

ウォーターボーイズ2」リアルタイムで視る。物語が周囲の大人たちの話に擦り変わってる気がする。
 
iMacデビューをMLで知る。衝撃&物欲。実物みなきゃだけどスリムさが魅力。前のスタンドライト型はいまいちだったから余計にね。iBookは持ち歩く機会がほぼ皆無なんで次回の買換にちょうどいいかも。

銭湯へ。11時前に狙って行ったら、案の定坊主のスジ筋クンが現れて、内心舌舐めずり。



■8月30日(月) 山梨のヨハナさん宅へ

他所様のお家でも朝から軽く1本迎え酒してるのもどうかと思いつつ、台所で朝の準備をするヨハナさんやキムラさんを、ぼけらんと眺めながら呑む。

朝ご飯をいただく。天火で焼いたばかりの、噛みごたえたっぷりなライ麦パン、じゃがいものスープ、昨夜の呑み会用だったししとうと茗荷の串焼きなどなど。滋味。

午前中はまさに何をするでもなく、のんびり過す。隣の家の奥さんがとても気さくに&日常的に登場。ヨハナさんがうりの味噌漬けを作るのにアドバイス。僕もザルを持ってるくらいのことはしたり、やや熱っぽいので保育園を休んだ匠くんと遊んでみたり、板の間で料理本を読んでみたり、洗濯やら家事をする合間にヨハナさんとちょこっと話してみたり。

昼ご飯もいただく。隣の奥さんも参加でナスとトマトのパスタ。野菜はどれも穫れたてだ。

4人+匠とで、近場の船形神社へぶらぶら散歩。杉に囲まれた石段と坂道がやや不気味もとい情緒あり(笑)。秋祭りで女の子が浦安の舞を奉納するという神楽殿があったりする。バラ園は台風接近の雨で断念。それにしても道道に花がいっぱい植えてあって、普段の一年分以上を目にした気がする。どれも鮮やか。本格的に降り出すギリギリ前にお家に戻って、お茶。

保育園に行ってた光をヨハナさんが連れて帰って、匠の友達が遊びにくると一気に子供の王国樹立。そろそろお暇の頃だ。いっぱい&たくさんありがとうございました!

たーだ、のんびり過せたのが何よりだった。ぶっちゃけ子供の相手もね、広い家で2日くらいだったらちょっとは癒しになった気がするしー。男の子だからかな(あぶねーっつうの)。

トウモロコシ、長葱、それに隣の奥さんからオクラ、トマト、ズッキーニ、にがうり、ナシと、お土産までいただいてサヨナラ。

まさに滝のような雨の中、中央道へ。乗っててちょっとコワクなるくらい前が視えない。ずーっと運転だったキムラさんほんとーにお疲れでしたー。落合まで送ってもらって解散。深謝合掌。

とりあえずビール、やっぱりビール。



■8月29日(日) 山梨のヨハナさん宅へ

8時過ぎに呑み残しビアでチンタラしていると、携帯が鳴る。みぞさんこと溝口彰子さんからだ。「いま環七入ったからー」 ゲゲゲ!もう来ちゃったの!

実は今日明日と泊まりがけで、みぞさん&キムラさんと 山梨の田舎に引っ越したヨハナさん宅へクルマで遊びに行く予定になってたのだ。

出発時間を聞いてなくて、けどきっと夕方着くらいだろうから、出発は午後よね、とたかをくくっていたらば……。

もうむっちゃ大慌て。えーっと何が要るんだっけ、パスポートは?な状態。しかも発送しなきゃな校正もあったりで、わさわさと梱包してコンビニに小走り。と、「早稲田通りに入ったから」との第二報。シェ〜。もう焦りまくり之助で、キムラさん運転のクルマに乗り込む。
 
中央道は日曜の下りとあって空いていた。途中お約束な談合坂SAで休憩。長坂インターで降りて、八ヶ岳の裾野、清里の南あたりにある一軒家に無事到着。自然のなかポツネンと建つ家みたいなをイメージしていたけど、集落の中でした。

ヨハナさん、旦那のモッチー、もうすぐ5歳の匠、2歳の光の四人家族。おじゃましまーす。お家をひととおり案内してもらう。板張りの間が気持ちいいな。庭というか敷地もひろくて、トマトやらトウモロコシやらも作ってる。まさにスローライフ実践中な一家なのでした。デザイン事務所サイトにお家の写真があります。

ヨハナさんとは、そもそもはダンス公演で知り合って、映画祭ボランティアの頃は炊出し部隊もやっていて、フライングステージの舞台も胎教よろしく観てくれてる、大らかな母。

昼ご飯をいただく。そもそも男児含む8人で食べる食事ってのが、僕にはイベントで。板の間でね、玄米ごはん、豆腐の味噌汁、つるむらさきのおひたし、うりとひき肉の煮たのあたりを、しみじーみ噛みしめていただく。子供たちはもちろん食事中だってアナーキーに元気さ。

3人+ヨハナさん+光とで、茅野にある尖石縄文考古館までドライブ。土器修復業なキムラさん提唱かな。二日酔+食後+アップダウンと、条件が重なってグルグル酸っぱいモードになってしまった。到着後しばらく休んでから館内見学。国宝の土偶縄文のビーナス」がとてもシュールだったわ。岡本太郎太陽の塔みたい、ってこっちが元だってば。復元された縦穴式住居にも入ってみたり。こうのんびり観光するのも久方振りなことで。
 
一度戻って東京勢3人で甲斐大泉温泉・パノラマの湯へ。日が暮れて霧が立ち込める中、恐る恐る運転って感じだったね。内風呂+でろーんと露天風呂+サウナという村営施設。晴れた昼間だったら富士山が望めるらしい。男湯じゃ単独行動だから、あたしゃ、高校生くらいの兄弟クンを「望んで」おりましたわ。ほどよく締まったお体に…(以下自粛)。ポツポツ降り始めても、夜空の露天はきもちよかったー。

戻ると、モッチーは、仕事の都合で甲府へセルフ缶詰めに。ってわけで今夜この家、生物学的成人男子は僕だけになっちゃいましたー。で、呑む呑む。ビール&ワイン。山羊チーズなんて濃厚味のチーズ各種。ウリのオーブン焼きも。男児がでんでに遊んでるのを眺めながら、ヨハナさんは明日のパンをこねながら、いい感じで静かに暮れていく中で、のんびりダラダラと呑む酒。ああ、リラックス。

ヨハナさん、子供を風呂に入れ寝かしつけて復活の予定が、そのままお休みになったみたいで。みぞさんキムラさんと、例によって何話したか覚えとらんけど、呑み尽くし状態で深夜まで。



■8月28日(土) ポエトリーカレンダー・トウキョウ納涼呑み会

オリンピック観戦の翌朝ってわけで午前惰眠。午後あいかわらず終わらないD社ガイド本ソウル校正。そろそろお尻に火がついてきた。

ポエトリーカレンダー・トウキョウの納涼呑み会におじゃまする。一次会、浪漫房。横になが〜いテーブルに来た順で座っていく。ちょうど正面だった小森岳史さんを皮切りに、隣のメレディスさん、じき到着のカワグチタケシさんあたりとわいのわいの言いながら呑んだくれる。馬刺だの秋刀魚刺だのけっこう食方面も充実。

カワグチさんが誘った?連れてきた?ちょうど別イベントで上京していた京都からの若い衆二人、チョリくん&イマムラくんに、やっぱりゾワゾワしてしまったりするわけで。ああ単純。って、そのあたりから記憶曖昧モード突入。

二次会、名曲喫茶のようなクラシックな内装の呑み屋・ぼでごん亭で、どうしていたのやら。チョリくんがインペリアルな血筋のかたと聞いて、家系図モビール状態でグチャグチャになったり、イマムラくんを撫で撫でしたり。あー、欲動物全開。

解散後、それでもまだタックスにまで出張っていき、タクシー帰宅した。潔く万札使い切ったわ。 



■8月27日(金) 上杉貢代・黒沢美香『東京ヴィナス』

上杉貢代・黒沢美香『東京ヴィナス』@神楽坂ディプラッツを観る。これまで2回『東京ロケット』で堀江進司さんを交えて踊ってきた熟女ダンサーが、ついに一騎討ち!は、大袈裟か。

その堀江さんも今夜は客席で。チラシの束に、水と油じゅんじゅん、こと高橋淳さんによるソロが中止との告知があってビックリ。僕的には今年の「ダンスがみたい」の掉尾を飾る企画だったのになー。残念&腰痛が理由だそうで心配。

あ、で、ヴィナスのほうね。

冒頭、マラボーを身にまとってゆっくり登場する2人。さっすがに絵になるなー。本編はこれまで以上に思惑合戦になっていてスリルスリル。やっぱ上杉さんは「仕掛けていかない」ほうだなー。バイオリンがキュイーンとなる現代音楽で上杉さんがひとしきり踊ったあと、美香さんがいきなりしゃべった。「アタシ、こういう曲好きじゃないの、ゲンダイ音楽とか」。やや凍る場内。ピキピキッ! とってもライブだわー。

その後いったん退場した美香さんに、上杉さんが「美香さん踊りましょう」に声をかけると、「お待ちになって」と応えて顔をのぞかせる一瞬とか、あ、つながった?と思ったけど、うーむ、結局は不発。後半になって、それも曲に煽られとりあえず踊って、どうにか二人でのダンスが視える時間は、あったかなー。

まあ、かみあってなかったわね、と言ってしまえばそれまでで、そのどう転ぶかわからなさかげんに立ち会うことも含めて、僕は楽しめたし、そういう企画だと思っているので、ある意味満足。終演後、最前列で観ていて逆に緊張したと漏らしてた堀江さんが印象的でしたー。少しおしゃべりしてお暇。

いったん寝て夜中に起きて、オリンピック・男子棒高跳び決勝の澤野大地タンを応援。といってもシンクロやら何やらの合間あいまにしか流れないので、欲求不満。待ち時間長すぎ。予選だったか決勝だったかあいまいだけど楽しそうな表情がかわいくてかわいくて。あのサングラス?もいい味よ。メダルならずといえども、ハグハグハグ!



■8月26日(木) 同じ比率で

夜中ふと&そうだ!で目が覚めてオリンピックを視る。男子棒高跳び予選、澤野大地タンが出場だ。5m65クリアの奇跡/偶然的ジャンプを目撃。しかし棒高跳びってば、何度もトライするから勝敗がすぐにはわからないのよね。途中で視るのやめてまた寝てしまったけど、朝、決勝進出を知る。わお!

D社ガイド本ソウル校正、ちまちまと12時間。燃え尽きた地図って気分(ふめい)。

3ヶ月以上トレーニングをしていないと、さすがに体がゆるんでくるのがわかる。腕とかあっという間に細くなった。同じ比率で下腹とかも細くなってくれればいいんだが…。



■8月25日(水) キュピキュピ『キャバロティカ』

中国ビジネス本校正。つい欲張って受けてしまったかも。ツルツルツルーと読めちゃう文章だけに、ドキッとする誤字・脱字が息を潜めていた。仕上げて発送。

キュピキュピ・グランド歌謡ショー『キャバロティカ』@青山スパイラルホールを観る。

ウエイトレスとして手伝ってるという高木さんとバッタリ。セッションハウスの伊藤直子さんとも。「幅が広いんですねー」と言われたけど、伊藤さんだって同じくらいに。

オー!マイキー」の(って枕詞がまっとうなのかどうか?)石橋義正が主宰する、京都を拠点に活動する映像+パフォーマンスのユニット。

入口ではフィッシュマン像?がお出迎え。舞台は電飾、デベソ舞台、左右に演奏スペース。特別テーブル席にはワインやおつまみが並び、通路には真っ赤な絨毯、サイドにもう映像が流れている、グランドキャバレーな演出。けっこう自分的には期待値上昇。持ち込めばよかったのにな500円缶ビールを客席であおりながら、高木さんと開演までおしゃべり。知らない人が間に二人も座ってるのにー。

映像で緑系に塗りたくったスペースプリンス様による前説があって、ショー開幕。

ぶっちゃけただ題名とおりの歌謡ショーでございましたわ。「お祭りマンボ」「黒ネコのタンゴ」「メケメケ」と、いかにもたこにもな選曲をだらだら歌うのさ。合間にはしっかり「京都間(ま)」なトークが入り、物販促進もご熱心に。

ビジュアルで登場する、フィッシュマンや、ダダイズムなウエアのパノラミックダンサーズ。そのあたりのヘンなキャラがもっと前面に(物理的にも見せ方的にも)出たりするのかと思いきや、後半になるまでミラーパネルの後ろ。その踊りもただのバックダンスなのさ、ひたすら。ドラァグクイーンも、きっと京都だからスタンバってるのかという思い込みも、あくまで思い込みだったし。

というわけで、勝手にあがってしまっていた期待値はスルスル〜とさがってしまいましたとさ。うーん、これで5000円は僕には高い!

ナチュラルハウスでちょっと立ち読みして、原宿までチンタラと歩く。ギャップが入ってるビル前で、2本路上呑み。ふぅ。



■8月24日(火) 身体表現サークル『広島回転人間』

D社ガイド本ソウル。ティップネス新宿でアクア活動。やっぱ自分冷え性やねぇ。

「ユーモアinダンス・東西バトル編・Aプログラム」@新宿パークタワーホールを観る。ストリートダンスやダンスシネマも紹介するWE LOVE DANCE FESTIVALの一環。今夜は4ユニットが登場。

例によって、乗越たかおさん、堤さんとご挨拶。水と油のすがぽんとも。

今日の最大目的は、身体表現サークル『広島回転人間』。ハイ、ふんどし一丁の裸男三人組み。中でもサル顔超スジ筋・山田哲平クン、テッペイくんよ!に釘付けジュルジュル。腹筋視姦しまくりざんす。

ダンス自体はね、コンタクトインプロ系というにはややローテクな、組み体操だとしてもどこができあがりだかわからん《身体表現》が、無音・素明りで繰り広げられる。ペチペチとビンタしあってそれが組み合わさった動きになったり、無謀な持ち上げ系とかさ。ある意味色物、ユーモダ・ダンスとしてクスクス笑いを伴って登場したものが、いっときネタ的に煮詰まった感漂って、それも確信犯で突き抜けると、次第にシュール地帯へ突入!って、僕には視えたなー。

ま、でもこの路線は一発勝負系だなー。今日も15分と最も短かったし。もうひとつなにか、とんでもない手口をつかんで進めば、発展するだろうな。そうなってもふんどし主義は捨てないでね(あほ)。

他は、前に発条トで観たことのある、森下真樹のソロ『デビュタント』が、プチヘンで。マイクを使ってしゃべったりするあたりの微妙さは、うーん、ギリギリだったね。それでも一人でやりきるあたりは、腹座ってる感あり。

残り2つの女子ユニットは、案の定ゲロゲロでしたー。

新宿ルミネ2の、青山ブックセンター転じてブックファーストをなす、に行ってみる。予想できたことながら、ゲイ雑誌が堂々平積みされる欲望文化コーナーは消えていた。閉店11時なのは継承してるから、その意味では使いでがあるかもしれない。



■8月23日(月) 最高気温は華氏で74.8度

なんだよ、この涼しさはな朝。もお、最近ってば季節気候がやることなすこと極端よ。D社ガイド本ソウル、それと同じ編プロ依頼の一般書校正。体操の冨田洋之タン萌え。



■8月22日(日) 夏☆フェス2004/レインボー祭

S社ガイド本日光。辻褄の合わなさ加減にまたイライラしつつも仕上げて発送。ふぅ、3冊嵐のように通り過ぎていったぜよ。この時点で脱力。

ジャニーズ水泳大会@Ya-Ya-yahなんぞ視た日にゃ、もう脳味噌ジュルジュルだよん。

ゲイ友から吉報メールが届く。新しくお付き合いスタート!の報せ。いずれはそうなるんじゃないかと予感していた二人だったので、シンプルに祝福気分。他人事だって心ほんわかするもんだ。ハグハグハグ。

夏☆フェス2004@神楽坂セッションハウスを観る。

坂東扇菊、野和田恵里花はそれぞれ自身のワークショップの作品と、ソロ。+鈴木ユキオ、古園井美果、笠井瑞丈のソロ。野和田のワーク作品には、LOOPつながりの星野一美さんが出演している。

全体的にみんな素直にある意味企み抜きで踊っていた印象。それだけにやや低刺激な作品が続いてたかな。夏フェスだからあっさりなのか。鈴木、笠井の男子勢にもいまひとつ体温上がらず。

ヘルニアでまったく行けなくなってるティップ・バレエ(って、それは余業なんだろうけど)の古園井さんは、「雨音」ってある種ベタな題名ながら、密かにどーこかに企みありな踊りっぷりがキラリ。

野和田ワーク作品冒頭の列踊り。「まーちたかちったかたー行進だ」の「マーチングマーチ」がUAの歌声で流れて、そのシーンはグッときましたです。一美さんもLOOPよりリラックスして踊ってた気がしたな。APE・BACИ舞踊団の鷲野礼奈さんも登場しててすこぶる健康的にジャーンプなさってました。

あと、日本舞踊の坂東ワーク作品は、日舞+野口式体操みたいで、しかも着物の女子が一様に首を気怠く傾げてるのが、笑えました。

一美さんとご挨拶&ひとしきり世間話してお暇。

神楽坂を飯田橋までタラタラと下る。久しぶりで懐かしモードだ。ああ、ここは××だったけど今はあらら、ああ、ここはまだあるんだぁ、な感慨に耽けり歩く。五十番の五目肉まんが500 円になってたよ。当たり前か、350円ってのは学生時代の値段だもんね。飯田橋駅前の橋に張り付くように建ってるなか卯カレーうどん。ここも昔はただの立ち食いだったよな。

ニチョ祭りこと、レインボー祭@新宿二丁目へ行く。例によって人混みがすごい。当然のことながらゲイ男子比率高くて、ぞわぞわ&ちょっといたたまれない。脇道で、同じく逃げ込んできた様子の、みぞさん木村さん太郎さんサム一行と遭遇。

パフォーマンス鑑賞はあっさり断念して、いつもの路上呑みポイントへ。たこ焼屋台のすぐ横で、発電機の熱風浴びながら。ホリエさんが飛び飛びにお付き合いしてくれましたー。黒生ごちです。舞台関係の知合いが浴衣で寄ってくれたのだけど話し途中で誰だかわかって内心冷汗だったり、フライングステージのお客さんのTくんの近況悩みをがぁぁと聞いたり、と、ま、いろいろ。

途中大学劇研時代の仲間からは、結婚の報が携帯に。おめでと! 式にぜひってことだったけど、11月の本番中で無理。にしてもこんなところでそんな電話をとるなんて。ほんと今日ったら。

お腹一杯メモリー使い切りで視姦。ビルの間から半分だけ視える花火に夏の終わりを読んで、ほどよきに撤退。 



■8月21日(土) Jリーグ観戦デート

S社ガイド本日光。空前絶後にアカ字が出まくりで悶絶。インデックスは掲載されてない物件があふれかえり、追加する物件にABCで合番を振っていたらZまでいっちゃって「あいうえお」で「か」まで使う始末。白煙を通り越して、脳が怒りで煮えたぎる。

新宿へ。カレーうどん欲にかられて立ち食いに入ったらば、シゲちゃんとバッタリ。「カレーうどんすすってるいっこうさんのほうがよっぽど芸術的だよ」とわけのわからないコメントを頂戴する。

カワグチタケシさんと待ち合せ。Jリーグ・清水エスパルス vs FC東京・観戦デート@味の素スタジアムよん。

京王線飛田給までってけっこうあるかと思ったら臨時停車する特急であっちゅう間。新しくてきれいなスタジアムだった。こういうデカイ空間は単純に気持ちいいわねー。って、それは空模様のせいか。

今夜の味スタは「ビールの日」でした。FC東京のタンブラーがあれば、ビールが450円→300円と割引き。1本だけゲットして、あとは紙コップに注ぎ移す作戦。ガブガブ呑んでしっかり元はとったわ。

アウェイ・エスパルス側の自由席は、オレンジなサポーターで埋ってました。サンバ調なドンドコドコドコだいこが前奏のように鳴ると応援が始まるってのが、妙におかしい&かわいい。

カワグチさんに借りた双眼鏡で、出戻り戸田和幸選手がアップしてる姿からしっかり視姦。サカパンサカパンぐふふふふ(以下自粛)。前半、鮮やかーに「削り」に行くシーンがあって、やっぱり惚れた弱みよねぇ、みたいな気分(ふめい)。FC東京のイケメン石川直宏選手はアテネに行ってて見れなかった。えー、試合自体はですね、それほど緊迫感もなく、文字通りたまたま入った(って書いたら失礼か?)2ゴールで、エスパルスが勝ちました。わお。

帰りもそれほど混雑せず、ちょうど特急がやって来て、すすーっと新宿まで。

カワグチさんも巻き込んでニチョ路上呑み突入。さすがに週末、イケメン視姦し放題。グンジくんが立ち寄ってくれました。久しぶりー。タックスにもそのまま二人して顔出したら、盛況で立ち呑みでした。1本で撤収。

楽しいデートでございましたわん。カワグチさん、どうもありがとう。ハグハグハグ!



■8月20日(金) ソフトじゃないモヒカンでも

S社ガイド本金沢・北陸。午前中で仕上げて発送。散髪に行く。サイド1mmバリカン+トサカでスッキリ。気持ち的には、ソフトじゃないモヒカンでも全然いいんだけどねー。ま、頭から納涼しますたってことで。夜までD社ガイド本ソウル校正。ゲラがたまってきたのが、ややプレッシャー。録画していた「ウォーターボーイズ2」に続いて「劇団演技者。」観る。大阪弁の迫力はグリング版のほうが全然圧倒的だったな。



■8月19日(木) 水と雲

S社ガイド本金沢・北陸校正。夕方、ティップネス中野でアクア活動。どうも水温低めな気がするな。《景色》は例によって芳しくないのだけれど、大きな窓から暮れていく夕空の《景色》は、中野ならでは。NTTの黒い角棒ビルがなかったら、ダイナミックな雲景がもっと見渡せるのになー。中野駅北口で路上呑み。手相をお勉強なさってる方々がとってもお盛んに活動してらっさいました。



■8月18日(水) ダイアログ・イン・ザ・ダーク/ベランダ・ビアガーデン

ダイアログ・イン・ザ・ダーク」@外苑前・梅窓院祖師堂ホールを、…体験する。

「日常生活の様々な環境を織り込んだ“まっくら”な空間を聴覚や視覚以外の感覚を使って体験するワークショップ形式の展覧会…(中略)…アテンドしてくれるのは視覚に障害のある人たち。」(チラシ)

いんや、すげーおもしろかったですわ。10人のグループ+アテンドで、杖をつきながら回る。真っ暗闇自体には恐怖感はなかった。それに近いのは芝居の暗転とかで体験してるし、そもそも、お化け屋敷じゃないからね(笑)。何よりアテンドしてくれたタコさんが、とてもフレンドリーだったし。グループ自体もわりといい雰囲気でしたわ。

前半は自然の多いエリアで、水、木、ワラ、砂なんかの音、匂い、触感をたっぷり味わった気分。現実だったら痛い目に遭うこともあるんだろうけど、暗黒に果敢に手を伸していろいろ探っちゃいました。裸足でリラックスしたくなった。

中盤にはね、都市を再現したエリアがあって、まず新宿駅のホーム、まさにいつも乗ってる中央線の音まで流れるところに入って、ちょっとおっかなかった。それでも階段を登り降りしたし、二人乗りのブランコにも乗ったよ。なんとバー暗闇?まであってね、ちゃんとビールを注いでくれて呑むの。隣同士で乾杯して。スタッフがジャンベ演奏まで披露してくれました。

さてさて、小1時間の「ツアー」が終わって、グループでラフなアフタートークをしたのね。これが、微妙に照れくさくって。暗闇の中じゃ発見したものを教えたり、どこにいますー?って声をかけ合ったりしていたのが、いざ相手が「視えて」しまうとね、なんだか構えてしまって。暗がりでmake loveした相手と明るい場所に出てみたら…みたいな状態なわけで(笑)。

いずれにせよ、とてもいい刺激になりましたわ。9/4までやってます。

本田唯一さん宅にお邪魔する。吉行由実監督ハッピーバースデー!なベランダビアガーデン。夕方開宴だったのですっかり遅れての合流だけど、いいかんじでチルアウトしてました。網焼き器?で、肉野菜をタラタラあぶってタラタラ呑む、夜風を受けながらー、みたいなね。爽快ソウカイ。素敵に際限なく続く正しきバカ話。もはやややゆく夏を惜しんでモードもありつつ、10人ほどでグビグビグビしましたー。

部屋でのビデオ上映会まで、一瞬ソファ裏の細長いスペースで気絶。窓の前なので風が通り抜けるし、心休まる狭い感がたまらんかった。『パイパン刑事』だけ視て、慌ただしくお暇。無事終電ゲット。本田さん、どうもご馳走さまでした!



■8月17日(火) GooD FellowS・双の会『フェンテ・オベフーナ』

S社ガイド本箱根校正。今日から続々と3冊分届いて、タイトな予定で戻さなきゃならない。目次索引参照地図って単純な確認だけだから気が楽っちゃ楽だけど、機械的作業が続くのはある意味気が重い。ま、粛々と処理しましょな今週なわけよ。

GooD FellowS・双の会『フェンテ・オベフーナ』@銀座みゆき館劇場を観る。中山昇が出演している。

出演者は文学座とかわりと新劇寄りくさいのに、その叫び台詞はどうよ、みたいな気分に開演10分で陥る。アングラ育ちですらそう思うんだからさ…。いやね、ヤじゃないし、聞くに耐えないってニュアンスじゃないんだけどねー、そんなにリキまんでも大丈夫だから、なんて思っちゃったのさ。まずはそれが第一印象。

久しぶりに観る中山昇は、以前よりちょっとたくましくなってて、さざ波。もわもわパーマ頭が案外と似合ってるのも新鮮で。キーでもある役をある意味飄々と視える芝居で演じてました。稽古は大変だったそうだけどね。

中身はですねー、スペインとポルトガルがなんちゃら戦争してる時代の田舎村のお話でして、地区の指揮官だかの圧政に苦しむ村人がついに蜂起、それでハッピーエンドかと思いきや、裁判官が送り込まれ、誰が殺したか…みたいな、モノゴトある一面だけじゃ判断できないでしょ?みたいな物語でした。

その分、正面きって重いシーンもあったりして、そのへんの演技の組み立てが、もうちとどうにかなると、よりいい芝居になるんだろうけどねー。

終演後、中山昇に挨拶。意外にも呑みに行こうと誘われてビックリ。初日なのにー。たまたまめっかった和民に先に入って待機。40分くらいして合流。いんや、差し呑みは何年ぶりだ? 芸劇の『オープニング・ナイト』を観に来てくれた後の池袋養老行った以来じゃない? お互い怒涛のごとく喋る。底値チケットでのニューヨーク旅行同行の話までも。幸福度めちゃくちゃ上昇。強引なハグを2度もして地下鉄入口で別れる。

東京駅発の中央線各駅停車に乗って、東中野で降りられたのはわりと奇跡的かもしれない。



■8月16日(月) バーンブルック・デザイン展

ややうなされて目が覚める。リアルな夢をみていた。野外のような劇場で仕込みをしている。流山児★事務所の人たちと。台本を100部つくる作業、材木をどこかにしまう作業などなど、あれこれ頼まれるんだけど、どれも中途半端で片づけられない。やらなきゃやらなきゃと焦りながらも、空回りしてする。しかも、誰からもせかされないのがかえって気詰まりなの。…あー、まさに現実を映してるようだ。

5時起きでB誌原稿書き。とりあえず形に仕上げて、最終的な推敲は帰ってからにしてしまう。銀座R社出張校正。

「フレンドリーファイアー」バーンブルック・デザイン展@ギンザ・グラフィック・ギャラリーをみる。

イギリスのデザイナー、ジョン・バーンブルックの作品展。最初みたのが森美術館のCIとかでそこらの商業デザインなのね、と思って地下に降りたら、かなりメッセージ性の高い作品が。けっこうおもしろかった。サルから類人猿、人類への進化の模式図。その右端が兵士になっていて、しかも振り向いて銃を構えている。言葉不要のシンプルなデザインが鮮やかだった。

部屋に戻って、最終的なB誌原稿作業。内心言い訳したいところをスンと入稿。

ティップネス新宿でアクア活動。遅い時間でやや混んでいた。泳いでいるうちに右足がつってしまった。

タックスノッとへ顔を出す。青山さんママの念に引き寄せられてね(笑)。入った瞬間、照明が暗くて「いつもと違う感」にプチ動揺。ちょっと奇妙でクラシカルな油絵が今月の展示で、そのせいか照明が落としてあったみたい。近況やら舞台のことやらを、途中、タカヤさんたちや、エイジさんもやって来て、話す。3本でお暇。



■8月15日(日) 末續慎吾坂口憲二

激しい雨音で目覚める。いきなり終了感に襲われて気分はいつになくロー。午前中に校正はどうにか片づけたものの…。柄にもないメールをしてしまった。末續慎吾特集やら坂口憲二波番組やらをダラダラリンと。



■8月14日(土) 浴衣がいっぱい

B誌原稿書き。乗らないながらもどうにか文字数分は埋める。この頃毎度だわー。ティップネス新宿でアクア。ニチョ路上呑み。さすがに人出がすごかった。花火もあったしニチョ店連盟だかの浴衣祭りだもんで、着用者そこかしこに。なーんの感興も催しませぬが。B誌の街角撮影も目撃というか見学。けっこう呑んじゃった。



■8月13日(金) 嗅覚/『トーク・トゥ・ハー

B誌原稿書き。やっぱり進まず先延ばし。ジワジワとやばげな気分。その他こまごました校正。

最近、嗅覚が鋭くなっているような気がする。あるいはこの狂ったような暑さのせいか、昼間窓全開の部屋にいるとずっと硫黄系の臭いがして少しつらい。山手通りからの排ガスだろうか? もちろん直下の道をクルマが通るその臭いもする。それだけじゃない。通りがかる人の、香水、コロン、タバコ、可齢臭なんかも2階でけっこう強烈に感じてしまうのだ。うーん、何なんだろう?

トーク・トゥ・ハー』DVD観る。冒頭、ピナ・バウシュの舞台映像あたりがまずツボ。夢遊病系の振り、ええわー。愛の奇跡っていうか、偏愛なストーリ自体は、それほど響いてこなかった。泣く男・マルコ役の男優がややイケたかな。スペインの伝統的建物や、病院や刑務所のモダン・デザインが、目にとってもいい刺激だった。

ティップネス新宿でアクア。行く前に夜分の鎮痛剤を呑んだので快調。ガツガツ歩いて泳ぎもちょっと長めに。やっぱり中野とは客層が明らかに違う。

久々でニチョ路上呑み。角のレインボーワールドに大型ディスプレイが設置されていた。ビデオメーカーの宣伝で、競パン男子の扇情的な映像がエンドレスで…。何人もが立ち止って観ていた。時間が遅くなるにつれてじょじょに人出がふえてきた。3本呑んでお開き。



■8月12日(木) ひっそり

山手通りの首都高工事も休工で町全体がひっそり。気温だけがヘーキに上昇していくけど、もう全然慣れっこだわ。扇風機とビールさえ味方につければね。

校正の荷物到着待ちな午前。結局まだ発送していなくて午後バイク便で届く。ハキハキしたノッポな男子。原チャリで帰っていったので伝票みたら、自転車便メインな会社だった。

D社小型ガイド本釜山。再校だと聞いていて、ひょっとして初校で見た部分ももう一度ドカンと来たらやだわと内心怯えていたけど、しっかり初見ページだけで安堵。D社小型ガイド本釜山さくさく仕事する。レストラン紹介なので赤い誘惑に食欲は妄想系へ。

ティップネス中野でアクア活動。ほんと景色さげさげだわー。本田さんからメール届くも読んだタイミングが遅くて、飲酒活動には至らず。中野駅北口で路上呑みする。極小スペースの駅コンビニでは発泡酒がすべて売り切れになっていた。



■8月11日(水) オフ。

オフ。合間に仕事のメール。「ダイアローグ・イン・ザ・ダーク」の発券。録画してあった「WB2」「劇団演技者。」。オフ。液体で隙間は充ちるのか。



■8月10日(火)『神経衰弱ぎりぎりの女たち』

B誌原稿書きの下準備。不調。

『神経衰弱ぎりぎりの女たち』DVD観る。キレまくり女勢揃いで爆笑。マンボ・タクシーめっちゃ乗りてぇ。あのカセットふたつ並んだ留守電もすんごく懐かしかった。メッセージを食い入るように聞く姿の虚しさ&本気(マジ)さがキた。

ティップネス中野でアクア活動。水温低めでブルブルブル。

森川佳紀くんと呑む@居食屋和民。ちょうどクーポンがあったからね。150分一本勝負での飲酒活動。



■8月9日(月) 語るべきもの

4時半起きでT社雑学本校正。軽く投げやりモード。指定どおり「午後の早い時間」に王子へ納品。ふへー。何はともあれビールで打上げ@炎天下。あとは溶け崩れる砂の城の如く…。

手話で原爆体験を語り続けるおばあちゃんのドキュメンタリーを、視た。「語るべきもの」が内にある人はすごいわ。まっすぐな意味でね。



■8月8日(日) 花火の音を遠くに聞きながら

5時起きでT社雑学本校正。これ、あちこちの似たような本からパクってるでしょう!な中身。西ドイツとか大蔵省とかとかヘーキに出てくるし。もー。14時間労働でギブアップ。外苑花火の音を遠くに聞きながら銭湯。

ここ最近の蛇足ネタふたつ。

@銭湯の脱衣場。「それすると、やっぱりお腹へっこむ?」と豊満系オヤジに声かけられた。これは医療用コルセットなんですけどー。

衝動買いした本。森井ユカ『スーパーマーケットマニア ヨーロッパ編』。セレクトされてるからとはいえ、どれもかわいくてひんやりしたデザインがいいな。



■8月7日(土) dots『うつつなれ』/マドモアゼル・シネマ『矢来町界隈』

D社ガイド本ソウル余裕で仕上がる。バイク便で別の校正が届くのを待つ。予定より遅れますと電話がT社担当から入る。案の定よ。ああん、ハンパな待ち時間。落ち着かないわ。しかもその後出かける都合もあるし。もう着かなかったら確認しようと窓から見下ろしたまさにそのとき、走ってきたライダーと目まで合ってしまった。部屋の下で止まったので声をかけてそのまま受け取りに行く。案外かわいい子だった。

山手線でキシピーとバッタリ。毎年の映画祭か、たーまにタックスで会うくらいなのに珍しや。

dots『うつつなれ』@青山スパイラルホールを観る。

ダムタイプを生んだ京都から、次世代のパフォーマンスグループ〈dots〉登場」というチラシのキャッチコピーからして、すでにしてどうよ?な、京都造形芸術大発のグループ。見届けるモードで期待値をかんなり低めに設定して観に行った。

案の定、僕的にダメな作品でした。映像使ってまーす、コンセプチュアルでーす、アートしてまーす。はいはい、わかったから、それで? みたいな。

若い男女各2名がパフォーマー。そのうちちょっと咀嚼系な男の子がイケたかな。おそるおそる差し伸べていた手を、いきなりぶん回して両肩に巻きつける差し伸べる巻きつける…を繰り返す一瞬は、やや萌えたけど。そこくらいか。あとは、みなさん、ダラダラしてらっさいました。転形劇場のつもりかしら?

映像も、それが狙いなんだろうけど、何が映ってるのかわからない、ぼんやりした動く色彩でしかなかったし、音楽はとっても環境系だったし、ねー。

劇場公演としてじゃなく、アートインスタレーションとして、ときにパフォーマーが偶然現れる、みたいな成り立ちだったら、空間次第じゃ「禅問答」みたいで、それなりにおもしろいのかもね。

客席は、アートな男子も多くて、それはそれでムフムフだった。でも隣席は楽の会、清水さん…(笑)。

17時開演で18時15分には終わった。電話で確認して神楽坂へ急ぐ。

マドモアゼル・シネマ『矢来町界隈』@神楽坂セッションハウスを観る。

セッションハウスのレジデンス・カンパニーで、公演のたびにお世話になっている女性スタッフ陣は実はダンサー。振付・演出は伊藤直子さんなのだ。やっと観るチャンスがきた。

LOOPつながりの一美さん、康本雅子さんと、やーやー手を振る。客席はL字型でどこからでも舞台までの距離が近めに設定されている。

しゃべりいっぱいあり、寸劇っぽい展開もありで、あー、タンツ・テアトル(だっけ?)だったのねー。露出多い衣装で伸びーる、転がる、ジャアーンプてな踊り系シーンも、爽やかで好感。あ、でもしゃべりは、そこはかとなく恥ずかしげで、観てるこっちも落ち着かなかったりしたけど、ま、それも愛敬か。

特別参加の、ジャン・サスポータスっておじさんダンサーの、濃ゆい系踊りや決死(は大袈裟)の日本語台詞が、ほほえましかった。ダンサー的にはやっぱ、セッションの面々もいいんだけど、野和田恵里花が一番だったね。

これまた約15分の移動時間で、アジアカップ決勝・対中国戦キックオフに間に合う。テレビ観戦。



■8月6日(金) AFRA

いつも朝昼晩に鳴る最勝寺の鐘が8時過ぎにも聞こえた。あれ? あ、広島・原爆の日だからだ。黙祷…。

午前中D社ガイド本ソウル校正。午後、半休気分。

録画してあったトップランナー、ヒューマン・ビート・ボクサーAFRAの回を観る。もうなんじゃこりゃ!の連続で興奮。口、舌、喉、鼻を駆使してビートだけじゃなくメロディーまでもいっぺんに一人でやっちゃうのさ。マイクが唾臭くなりそうだけどね(笑)。ライブで観てみたいなー。

ティップネス新宿へ。『Skip』でご一緒した桜澤凛さんとバッタリ! ひゃー、ごぶさたですー。アクア活動例によって。バタフライを泳ぐその浅黒い肩背中に魅せられたりも例によって。



■8月5日(木)『最後の恋,初めての恋』

D社ガイド本ソウル校正、午前中でひと段落。

『最後の恋,初めての恋』DVD観る。

チェン・ボーリン目当てで委細知らずに借りた作品。台湾モノだとすっかり信じ込んで再生を始めたらば、渡部篤郎のナレーションが流れてきて、設定が吹替えになってる?と思わず確認したほど。日中合作上海観光映画でしたーって書いたら口が悪いか。薄命中国人ヒロインの家庭での庶民的な食事風景は何げにじんわり。チェン・ボーリンは爽やかなブルーワーカーな役どころでそこそこに堪能。わーりと好きな松岡俊介もちょびっと。話自体は、ま、ありがちって言っちゃ本も子もないかと思いつつ、結局軽くウルウルしちゃいました。

夕方の中野へ。100円ショップ、ドン・キホーテ(初突入。密林ディスプレイはかなり苦手)、無印、島忠など徘徊。気になるものを何となく探し歩いた感じでね。結局買ったのは最低限必要なコンタクトレンズのケアキットとか、リステリンとか。

中野駅北口で路上呑み。松くんが通りがかって寄ってくれた。こういうバッタリがあるから、やめられないわ。「★飲み過ぎ注意報発令中★」なんてメールをちょうどもらった頃、35缶3本呑み干して撤収。

ナンバーワンスジ筋クンと銭湯で同時間帯になる。わおー。首と腕の日焼けがますます濃い。半袖じゃなくてタンクトップ状に灼けてて、下半身はまったくって、土建関係なシチュエーションで外に働いてるのかしら? 湯上がりのひと休みもたまたますぐ横。お互い軽く上半身をストレッチしたりなんかして、とぉってもとぉっても一方的にドキドキした。

日記で公表してるから書くわね。日曜フライングブックスで結婚を知らせてくれたのは、さいとういんこさんとブヒブヒくんだったのでした。改めてパチパチパチ、めでたしめでたし。ふたり一緒にハグハグハグ! 


 
■8月4日(水) ビヤホールの日

銀座R社へ出張校正。ヘルニアで遠慮してたから激しくしばらくぶり。恐れていた冷房もキツくないし、忙しさもそこそこ。しかもたまたま地図の校正が出て、余裕で見たらば追加校正料までつけてくれた。ウヒャヒャヒャ。

ギンザ・グラフィック・ギャラリーも、資生堂ギャラリーも休廊。あとでネットで調べたら近くのハウス・オブ・シセイドウでおもしろげな展示が。次回はのぞこっと。銀座ライオンには「8月4日はビヤホールの日」って看板が。半額とかなんだろうなー、ジュルジュルッ。

無印良品有楽町突入。セールのせいか平日の昼間にしてはな人出。毎度ながらフルラインナップに心踊る。あれやこれやに惹かれたものの財布の紐はキュキュキュッ。

ティップネス新宿へ。改装ですっかり見違えるほどきれいになってた。ロッカーの鍵も二重化され、死角ができにくい配置に変更されていたり。んで、アクア活動。図鑑(って何の図鑑よ)に載りそうなくらい一目瞭然な半ケツ競パンやら爽やか逆三スイマーやら、懲りない視姦活動ともどもトモドモ。

部屋に戻ってビールをちょっと呑んだら、睡魔がどかーんと。


 
■8月3日(火) みぞさんと呑む

D社ガイド本ソウル校正。韓国モノが続くのであった。ジャスミンさんから何度かお誘いいただいてるし、サクっと行ってみたいのだけどねー。

銀座へ。アップルストア経由アフタヌーンティーにて、みぞさんこと溝口彰子さんと待ち合わせ。酒屋の中二階にあるスタンディングバー・よりみちや、突入。生ビール350円、かわきもんだけじゃないつまみも300円からという財布に優しい価格設定でババアは小躍り。草の根文化系レズビアンならではの幅広い話題を、アルコールとともに4時間たっぷり楽しみましたー。

帰りの東西線は、ギリギリ乗り越しなし。セーフ。


 
■8月2日(月) 5500ml

本日の消費量5500ml。


 
■8月1日(日) トップランナー・コンドルズ公開録画/3K8

NHKトップランナー、コンドルズの公開録画に行く。ただの客としてね。ホームページから何げに応募してみたら、どういうわけか締切日前に当選通知が届いたのだ。5時間拘束はウムムだったけれどミーハー気分で、放送センター@渋谷へ出かけた。男子率はかなり低く、さらに単身で来てるってのは稀だったわ。ま、予想どおりよねー。

まずはスタジオに白いリノを敷いたスペースでのパフォーマンスを観る。以前の作品から3シーンほどの抜粋。たまたま最前列でドギマギ。良平さんのシャキシャキ踊りに惚れ惚れする。

インタビュー収録までの待ち時間、マリちゃんがいきなり声をかけてくれた。かなり驚きなバッタリ!

9年前に月夜果実店へ出演したとき一緒だった彼女。何年かぶりの再開。思わずハグハグハグする。相変わらずキレイだー。結婚して子供ができたと聞いていたのだけど、相手はなんとコンドルズのメンバーだった。ひゃー。年賀状で読んで確かに同姓同名だなぁとは思っていたんだけど…。楽屋にお邪魔して子供&旦那?ご主人?ともごあいさつする。やんちゃそうな男の子だった。

インタビューはややおちゃらけありながら案外本音を喋っていたな。2時間近く。放送だとあちこちカットされるだろうから、その意味じゃわざわざ出かけてって聞いた価値大。インタビュアーのナマ武田真治は、以前新国リハーサルエリアで何度か遭遇しているので、それほど感慨ナシ。いい男だけどねー。

ちなみに、放送は29日(日)だそうです。

ティップネス渋谷でアクア活動。少しずつ泳ぐ距離を伸ばしてみる。

3K8@渋谷フライングブックスを観る。愛しのカワグチタケシさん、小森岳史さん、究極Q太郎さんの3Kさんによるリーディング。今回のゲストは、ねじめ正一氏。淡々とした口調から息詰めて急加速する読みっぷりが素敵だったわ。3人はいい意味でいつもどおりで、でもちょっとずつ違う文体のテキストが登場したりするあたりが、観続ける快感だったりもする。

終わった頃登場した某さん&某さんがついに結婚にこぎつけたとの報せ。わお!二人まとめてハグハグハグ。アサヒビール系のバーっぽい店で打ち上げ。小森さん、フライングブックスの山路さんとはじっこでややウダウダ呑み。