ますだいっこうのあと@ベルリン

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人形劇版『毛皮のマリー』

「風邪」ひき装い電話を派遣先にかける森川くんの横で、頼まれもしないのに、冷蔵庫のビールを片付ける。本日オフ決定。冬晴れの日差しを浴びる梅の木を眺めつつ、タラタラと会話する午前中。大戸屋で一緒に昼ご飯。まともな外食すごく久しぶり。新宿区四畳半にてビール漬けで二度寝

平 常(たいら じょう)人形劇版『毛皮のマリー』@下北沢・ギャラリーLA CAMERAを観る。

「寺山の詩的な卜書き」(当日パンフ)も取り込んで、たった一人で演じ語られる『毛皮のマリー』。いわゆる操作している人間が隠れてる人形劇じゃなく、パペッティアー(人形劇俳優)が堂々登場し、それプラス棒遣い人形、片手遣い人形、おもちゃの人形、マネキンなどで、役それぞれが演じられる。どれもあまりリアル方向の人形じゃないんだけど、とにかく平 常クンの、のびやかな表現力がすばらしかった。人形ナシで語りだけだとしても、きっと成り立っちゃうくらい。ふつうに俳優が演じるよりも寺山戯曲の世界が、クッキリ&ネットリ伝わってきた気がして、もうビックリでした。素敵。拍手!

あー、あとやっぱり平常クンのルックスがイケたから、ってのもあるかもなー(結局それかい)。一重目咀嚼系顔、上は白のノースリーブだったから静脈の浮いたしなやかな腕も見放題だし。なんつーても1981年生まれだからねー(ジュルゥ)。人形を操る以外の動き一つ一つも、すごく繊細でキレイだった。いんやー、今後の活動にも要注目だわ。

監修担当の偏陸さんとちょこっとお話して、お暇。大人しく帰宅。銭湯。深夜飛び交う携帯メール。ってこちらはiBookからだけど。