ますだいっこうのあと@ベルリン

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3/7/2001

仕事が早めに終了。両国へ急ぐ。にしてもなんでこんなに風が寒いの?
流山児★事務所の『ハイ・ライフ』を観る。カナダ現代演劇祭参加作品で、4人のジャンキー男たちの物語。久々に観る若杉さんがヘラヘラ喋りまくる役でなんかほほえましい。ちょっと鼻声だったけど。TPTの山本亨は「ヤクのためなら女とでも男とでも寝る」色男役。だけどなーんかブヨンとした印象。途中なぜか4人が上半身裸になるシーンがあるんだけど、色白のせいもあってか、ブヨン感ひとしお。TEAM発砲・B・ZINのきだつよしが、内臓ボロボロのジャンキー役なのに、軽く鍛えて締まった上半身だったのが笑えた。塩野谷さんは相変わらず。ちょっと野獣系はいった役どころ。
そういえば、塩野谷さんからのDMに「世の中、何もかもが小型化しておりますが…ちょっぴり背伸びをしましょうよ」って手書きで書き添えてあった。ある意味“背伸び”を放棄してる自分はちょいとドキリ。
芝居的にはそこそこ楽しめた。「どーしようーもない奴」感が、もうちょい演技じゃない部分からも滲んでくると、よりいい味だったかも。