ますだいっこうのあと@ベルリン

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『Still in progress』[ベルリン2015]

ikkomasuda2015-07-17

9時にじゅんじゅんさんと演劇学校で合流、今夜のプレゼンテーションに向けて併設小劇場で照明の下準備。去年は一から機材を吊り直し配線し直しで大変だったそうだけど今年は基本組みができていて、いくつか当たりをいじってほぼ大丈夫、やれやれ、じゃ後ほど。僕は炎天下シュタットミッテ界隈うろちょろしピナ・バウシュ切手ゲットなど、11時30分に月末出演する映画『Notes of Berlin』の衣装合わせ@コーミッシェ・オーパー、担当のズザンネはこのオペラ座の衣装スタッフでバイト的に映画に参加してるそう、ラフな格好のガイド役候補衣装を何点か。アメリカ記念図書館に寄り今週からの同性愛・特集コーナーでひょっとしてで貸し出しになってる同性愛展の図録をまんまとゲット、はいいけど貸出証が1年経って身分証とともに要更新、その図録はそれまで予約扱いにしてくれて有難屋。オラーニエンスシュトラセのモチベ低めアジアンインビスで焼き飯、公園にて。演劇学校に戻って通しを観る、今朝急病で出演できなくなった女性がいて急遽追加で作品を追加して順番も変更、ふむふむ、じゃ後ほど。リヒテンベルク一旦帰巣。17時30分再合流、一番のイケメン・ニックが外にいて少し喋って、カフェでじゅんじゅんさんが東京の麻世さんとスカイプしてるというのでちゃっかり割り込み。んで劇場入りしてあたわたと11作品をいわば止め通し。基本つけ消しで作品の雰囲気によっては多少暗めにしたり、バックライトを加減したりとか、手上げ手下げオペ。観に来たガビらとお喋りするうち、20時『Still in progress』@Die Etage開演。うん、今までベスト・パフォーマンスでしたみんな。パントマイムクラスのいわば発表会で、技術的には基本+αなものが主らしいけれど、その組立っぷりというかお話への展開ぶりがとってもユニークだしそれぞれの顔つき居姿自体のそれぞれさがまた物語る力を持っていて、調光卓前にして固まりながらも輝かしきものを凝視できてありがたくもすばらしい本番お手伝いでした。右隣で音響を担当してたダンサー・ブリギットもめちゃカンのいい女性で、楽しきオペ室コンビ。イケメン・ニックのソロはカードマジックを折り込んで、手品師に憧れる子供とのやり取りを一人で演じさらにその子供が大きくなる将来まで描く胸熱のストーリーだった。ご来場の丸山くんや1年の日本滞在から戻ったところのクリスティーナらとしばし立ち話、流れ解散で、「ありがと」と声かけくれたフィンランド出身カティに「キートス」と返して辞する。