ますだいっこうのあと@ベルリン

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『Sun & Sea (Marina)』

曇りのち晴れ。チケット自販機購入、朝事前にのつもりだったスピード検査はシステム障害らしく電車乗車前に果たす。牛挽肉野菜煮赤米玄米飯保存容器で。RE3で南下約50分。〈『Sun & Sea (Marina)』観た。2019年ヴェネチアビエンナーレリトアニア館の受賞作。閉鎖中プールに再現の浜辺でなごむ人々が代わる代わる歌うオペラ・パフォーマンス。歌唱以外は極日常なので人間観察インスタレーションとして堪能。ベルリン南郊小都市[Luckenwalde]&隣接の旧発電所跡アート施設[E-Werke]訪問込みの、ミニ日帰り旅〉。散歩リュッケンヴァルデ中心街線、ところどころ歴史を感じさせる建物というか廃墟というかを眺めながら。ひと気は極小、通りすがりのチャリンコ若者ズが超意訳「今日はどいつもこいつもアートだぜ」と吐き捨てたのに失笑。中心街経由で会場のE-Werke着。中庭的な場所に無料ドリンクなど屋台が出てて、建物階段に座ってマイク持つ市長はじめの挨拶&トークに人々が集まってて、ちょっとしたアートフェスな雰囲気。展示は正直作品自体はそれほどでもないけど、旧タービン室の巨大空間はドアを開けるまるで予備知識なしだったのでワォ効果。15時入場。廃プールのギャラリーから見下ろす観客同士で対人距離1mを保つのは事実上困難、かつスタッフも指導せずは残念。朗々と歌われる歌詞は、超ざっくり予備知識で気候変動だの現在形社会批判だのを含むらしいのだけどリトアニア語だし、床本で追うのも放棄したんで、パフォーマー観察/覗き見で充分楽しめた。三三五五退場してはプラ容器入り食べ物やアイスを手に戻ってくる様子とかね。ちなみにそのアイスを、プール入口前に控えてるアイスクリーム屋台まで、エキストラの子供が裸足で直接もらいに行ってるのを退場後目撃して微笑まし度アップ。〈[社会批判性に関しては]あえてとことん表層だけを[ごく安穏と描くことで逆に]突きつけてるのかしらねぇ、とか事後にテキスト読んだりラジオ番組聴いたりで、超雑に思ったり〉。散歩リュケンヴァルデ駅線、途中にも佇まい美しい建物が。駅ベンチで1時間1本のRE3待ってゲズントブルネン駅まで。REWE寄ってチョコアイスハム、或いはマットとチャット、上裸画像を送られても的なw。