ますだいっこうのあと@ベルリン

在ベルリン/俳優・ゲイ/演劇コーヒー映画アート読書都市旅ドイツ語/ikko119[あっとまーく]gmail.com

エキストラ仕事

頂き物しそひじきで味付けた短パスタに出来合いミートボールや野菜混ぜたのと、バター蜂蜜トーストでエキストラ飯なし現場への準備、弁当気分で。出がけ階段で「あなた…もしかしてイッコウ?」と、階下シルヴァイン宅の間借り大学生にしては年いった女性が尋ねる。そうですと答えると、その人はシルヴァインの妻で「夫から噂はかねがね…」と。息子の学校演劇の公演を観に別居してるハンブルク近郊からベルリンに来てるのだという。社交的なタイプで以後中央駅で彼女が降りるまでずうぅっと喋りっぱなし。Sバーン1時間乗車後終点駅トイレバスターミナル乗り場右往左往中2本逃し他のエキストラ合流でポツダム外れの会議場ホテル着。12時エキストラ仕事。某連ドラのシンガポール・ホテルシーン。エスニックなホテルスタッフユニフォームでロビー。車相乗りで熱帯温室移動。役柄右往左往。閉館を待って熱帯植物生い茂る水辺のカフェをホテル併設ジャングルレンストランに見立てて撮影。シャンパンや花を持って往復。バーテンダーに登用され蠍ウォッカを俳優カップルに振る舞う任務を拝受。ボトルからショットグラスに注ぐ振りに止まらずグラスを2人の前に置き注ぐ、さらには水上の東屋へのきざはしを歩いていって英語で一言いってタブレット上のグラスを差し出すシーンまで。想定外&水物扱いで例によって無駄に緊張するも、こちらからの妖しさ微量配合アイコンタクトに女優さんが反応してくれたりで内心嬉しや。彼女から撤収時も挨拶してくれたし、ギャラ追加もあったしで、笑顔イケメン助監氏は常に的確指示出しだったし、エキストラ担当くんもややルーズながら親切だったし、23時過ぎ夜更けにひと気ない郊外にほっぽりだされ疲労困憊でも、充足感終わりな巻。“ホテル同僚”なアジア系エキストラズとトラム&Sバーンで同行帰途。ベルリン中心部東側でパーティツアーのラテン系グループが乗ってきても笑ってScheißeを口にし東外れの我が地元まで。深夜カフェ淫確信犯。
musik heute:
rin - error (prod. lex lugner)