ますだいっこうのあと@ベルリン

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川口隆夫『大野一雄について』

トラック走り、10日ぶり。日向発汗状態と日陰&微風による冷却状態との往復の不快感。14時某大学内施設で実験参加、レンさんと入れ違い。日本語音声認識システム研究用の音声素材録音。個室カラオケ状態で単語300を3セット。あらかじめ流れる人工音声が地名人名の読みを間違ってたり変なアクセントだったりが逆に邪魔っけ。結構疲れた。メーリンダム界隈でピザ→パン購入→図書館カフェ淫。
川口隆夫『大野一雄について About Kazuo Ohno』@HAU3。ダンスフェスティバルTanz im Augustでの上演。マコヒカさんと早めに合流したらば、タカオちゃん怪しげな路上パフォーマンス中。彼について通路を抜け建物をあがっていく。ジャンクとの戯れを舞台面で囲んで眺めてのち客席へ移動、って流れでポジショニングをしくりほぼ最後列から見下ろす視線で。ああでもプラス照明の効果もあって、タカオちゃんが踊る大野一雄は謎な時間空間を彷徨うが如くにも視え、初演時にも思った「こんなにタカオちゃんがみしっと踊る姿初めてだわん」が、いい意味で倍増されてというか、何かこう宝石箱の中で舞って姿を拝み観るような、そんな心持ちに襲われたわー。正直、舞踏の御大だのアーカイブだのは措いて、川口隆夫ザ・リサイタルって眺めで踊り自体を踊るさま自体をすんなり堪能した。ああ、そんで東京で初演を観た感想を日記に書かずじまいになってるんだけど、当時は特に、大野一雄信者・大野一雄神格化論者に対して、失礼な言い方だけど、ざまーみろって、別に自分はただの客でしかないくせに、痛快気分になったのも思い出した。ベルリンでの鑑賞後はそれ自体とは多少距離はあったんだけどね。オペ卓でのイイナさんとの立ち話から終演後雑談しばし後お暇。↓ベルリン上演後に公開された動画。
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