ますだいっこうのあと@ベルリン

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ライプツィヒ/G2・国家保安省博物館・ズードフォアシュタット

ホステルのラウンジで朝飯、ロビー同様コーヒーとかは無料と信じて持ってきたパンぼそぼそ。こぎれいなキッチンに並べてある有料朝食を素知らぬ顔で食べても、係らしき女子学生バイトはチェックしてないし勉強に忙しいしでスルーだったろうけど。キーンと冷える快晴の月曜朝、見知らぬ街の。ギャラリーG2。ガイド付き公開の私設ギャラリーで、今日は予約キャンセルがあり僕一人!たぶんアート界では有名な女性キュレーターが、いくつか焦点絞って説明してあとは自由に観て頂戴と。大型平面作品の多い無音ホワイトキューブにいると身体が捩くれてく例によってな感覚をおもしろがる。景観を錆びや油ちっくな色合いで描いた小さめの平面作品3点並びが最も惹かれたけど画家の名前不明。Museum in der "Runden Ecke"国家保安省博物館。シュタージと呼ばれた旧東独時代に市民生活をガッツリ監視してた国家情報組織がテーマ、ローテクを偏執狂で乗り越えた的な当時の諜報機器類と手作り感覚あふれる説明表示等とがえも言えぬ独特な雰囲気。「Leipzig auf dem Weg zur Friedlichen Revolution」棟続き建物上階にある当時社会主義政党の講堂へ、1989年ベルリンの壁を崩壊へと導いたライプツィヒでのいわゆる月曜デモに関する特別展示。写真類ときどき映像付きなパネル中心ながら、時系列でじわじわ高まる市民運動のうねりに、あとデモ音声がずっと流れっぱなしだからかじわくり胸熱。ここまでで昼過ぎで、心づもりしていた印刷博物館再訪はまた今度にする、旧市街を出た昨夜のパフォーマンス会場あたり立地なこともあって。
恐らく氷点下前後ながら日が差す気持いい天気なのでブラブラ歩き。SC風味な2階がアジアンスーパーになってるベトナム系セルフサービスで最安焼きそばで昼飯。月曜デモの舞台ともなったニコライ教会、内部に小展示あり。ライプツィヒ大で一瞬ニセ学生w。旧市街を脱しそれなく南を目指す。共産風味な団地群の向こうに立派な建物が現れて行ってみたらば、バイエルンとを結ぶ鉄道駅の遺構、路線地下化で例によって長い空き地へ続いてた。その後ズードフォアシュタットと呼ばれるエリアを、トラム通りに沿って南下。装飾のある古風な建物列に店が点在する下町感覚で心弾む。とはいえ寒いし確たる目的地もないので歩き疲れたあたりで引き返す、短距離券にて4電停乗車。旧市街のベルリンなどにもあるチェーン系安パン屋でカフェ淫休憩、以後平日夕方で人通りの多いショッピングストリートをふらつき、大型本屋彷徨、青紫な夕空を眺め早めに乗車開始したバスに乗り込む。ライプツィヒゲーテシュトラセ17:30→20:10ベルリン・アレクサンダープラッツ行き、8ユーロ。経由のメッセ会場近くで巨大なホームセンター、もしかしてドライブスルー?など目撃した他は、真っ暗車窓、高速道路おりて最初に停車した環状線沿いズードクロイツ駅で下車。
デモ呼びかけビラもこんな印刷機
月曜デモ展示にて
ゲヴァントハウス
バイエルン






カレーおカルト
宵のペンギン
このボッテリ型トラム大好き