ますだいっこうのあと@ベルリン

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ロメオ・カステルッチ『オイディプス Oedipus der Tyrann』[ベルリン2015]

偶然終了アラームピッタリだったらしい洗濯もの引き上げ時にシルヴァインと息子セミョンと顔合わす。キラキラちびくんが天井ぎりな高さの箱状ベッドから顔を出してるのが実に愛くるしい。悪い予感は当たってエリザベートはすごく忙しくしてるらしいのでメモとメールで書類のことを改めて。バウムシューレンヴェーグ駅からVHSトレプトウ・ケーペニク校へ、ドイツ語講座申込の個人面談室へ行くと何もなしで会計カウンターへ案内される。んが希望の会話コースは受講者が少なくてキャンセル必至と若い兄ちゃん担当者が。ふぅ。REWE寄って戻り墜落事故がらみの情報辞書片手につい熟読。夕方VHSテンペルホフ・シェーネベルク校へ、地下鉄出口でオルガとばったり立ち話。ドイツ語講座申込の番号札は052と午前と対照的に待ち合いコーナーにも人いっぱい活字で時間つぶし、似てるなと気がついて目が合ったらああやっぱりな、ラケルも来ていた、夏のシアターゲームドイツ語で一緒だったとっても朗らかなラテンな彼女とひとしきり。希望の発音コースはギリギリセーフ、だったものの端末で手続きしたらばやっぱり満席、またウェイティングリスト1番というテイタラク、面談相手の親切なおばちゃんが「あなたもう講師を知ってるなら直接かけあえば何とかなるわよ」的なアドバイスをしてくれたので、今回は初日から行ってみよう。メーリングダム駅からLPGほうれん草はもしや季節終了でかなく代打長ネギとパン、今日もレジ待ち列前の女性が買い物が少ない僕に番を譲ってくれた、ビオの店のせいかここではよくある有難さ、レジは狙って林檎ほっぺ髭眼鏡くん、すぐ横の見習いくんを合間合間手助けしてるうち何か勘違いがあったようでさらにほっぺを赤くしてるのが悶絶可愛い、行列ができるケバブ屋前のピザ屋。
オイディプス Oedipus der Tyrann』@シャウビューネ、ロメオ・カステルッチによる新作を、マコトさんとご一緒する〈今夜はロメオ・カステルッチのシャウビューネでの新作を。女子修道院設定のオイディプス王とな。ギリシャ悲劇泥縄せねばw〉。以下08.07.2015思い出し書き。てか泥縄予習不足で落ちこぼれボレボレ。カステルッチ流、っていっていいのかどうか小さく疑問符付きだけど、やらかしというかドンガラガッチャンは食いつけホレ!はなくて、流行病(はやりやまい)で亡くなった修道女の残した書物から粛々といわば繙かれるギリシャ悲劇てな、ボケ観客的印象。わりと大舞台使いでいえばすごく光を絞った闇な前半と、無駄寸前は白白しい(しらじらではなくしろしろw)神殿風舞台な後半との、対比はまあある意味わかりやすいというか。奥の高みへ至るスロープ的な部分とかは、余談だけど2月に稽古場でプレゼンをやったときそういえば仮設されててこっそり登ったよなとかね。