ますだいっこうのあと@ベルリン

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エキストラ仕事/『セツアンの善人』

7時30分エキストラ仕事。テレビ映画。〈現場入りから解放まで1時間45分という自己最短記録。人どめなし撮影で交差点を渡る女優後ろの通行人[だし歩くルートの指示も曖昧だったりでたまにあるエキストラ必要なの?的な現場]。とはいえ朝早かったのですっかりネムネム。久々なうんと西の劇場で若手のブレヒト劇観る夜までダラリンモードだわ〉
ブレヒト『セツアンの善人』ってば、黒テントが翻案した1992年の『ハザマとスミちゃん』以来だわ。片桐はいりさんが「神様!」って叫んでカットアウトな終わりはボケ頭でも記憶に残ってる。パイロット役は確か塩野谷さんだった。ってアングラ長屋な呟き失礼w〉〈ベルリンのいわゆる公立系劇場の芝居は、ほとんど観なくなってて、それは懐具合だけが理由じゃなく、ドイツ語理解の限界とか今更ながら距離の埋まらなさとか別にドイツ演劇研究者じゃないしとかなど複合で。その一方であまりにも観てないのもなんだから、と切符安めな上演をぼちぼちと狙ってるところ〉『セツアンの善人 Der gute Mensch von Sezuan』@シャウビューネ・スタジオ。若手アンサンブルの芝居には好感だったし予習効果もだし会話中心の台詞運びだったのでドイツ語で落ちこぼれることも特にはなしけどまぁ並だったかな。大好きだった『屠殺場のヨハナ』と比べて思ったのは今作の主役には特段感情移入できなかった、てのがあるかなと。なので2人格を使い分ける板挟み話もただのネタとしてしか目に映らずっていうあたり。