ますだいっこうのあと@ベルリン

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aufBruch『日の出前』[ベルリン2014]

晴れ間ものぞく午前中REWE買い出し最近週一まとめてな感じ。曇天な空とみるみる相似な気分を振り払い外出。インクカートリッジ配券Freund von Freundenポップアッポショップ訪問RSVP配券工事現場嫌がらせ経由Philippe Parreno『How can we tell the dancers from the dance』@シンケル・パビリオン:クラシカルな円形のホールを、円周4分の1ぶんの白い壁がしずしずと自動回転、何かダンスを踊ってるような足音床音もする、白いインスタレーション。ゴンゾの音響作品を思い出してニヤニヤしてた。クリスマス市混雑辟易U2ホーム焼きそば&立ち飲みコーヒーカフェ淫注入。 
Gefaengnistheater aufBruch『日の出前 Vor Sonnenaufgang』@旧テンペルホフ空港カジノ。日本語訳も出ている劇作家ゲルハルト・ハウプトマンのこおゆう話、ここんちらしい社会派な選択ではあると思う。元カジノ内で場面ごとに上演ポイントを変えるのだけど、そのいちいちさがあまり効果的ではなく感じられたのはなんでかねぇ、と訝るうち芝居へあまり入り込めないまま終わっちゃった。調理場では背景的ではあるけれどキーとなる男女の絡みがずっと死角フィックスだったとか、賭場を通路から眺める場では全員分イスがなくて幕間的なのかと思いきやれっきとしたワンシーンだったとか、そのレベルだけど小さな苛立ちフック続きだったことも理由?ここんちがよく使う手法として主役系人物を3人とか5人とかの俳優で演じるというのがあるけれど、それも例えば誰かとの対話だとすればそのコアが同時併存するわけじゃなくて1カ所のみだったりしてて、だったら何故マルティプルに?等等などウームむむむむのドツボでした。去年の『ヴァレンシュタイン』と比べてみれば、単純に主役の主役までも多人数分担化されてて、焦点を結びづらかったのも個人的についてけなかった理由かも。女性性を表現するダンスもねぇ意図は汲むけれど。群唱の底力にはやっぱり小さく震えさせられたけれどね。イメージ動画