ますだいっこうのあと@ベルリン

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aufBruch『海の狼』

独語課題をこなし、午後ぐうたら。〈きょうは刑務所演劇を刑務所へ観にいきます。その時間的に独語講座はもともと早退せないかんかったので、乗じてサボっちゃうことに、週五10週間はさすがに息切れ感あるのでねw〉〈とはいえ、アルコール依存症のスリップに似て、一度でもサボると…、という強迫観念があるのも否めないデス〉、銀行端末で振込無事その場は終了、家電店ふらり、遅れがちなリングバーン、ボイゼルシュトラセ駅下りたら雹の降る嵐、バイパス道的な道沿いの看板が助け、刑務所入口でまずパスポートを預け、荷物をロッカーに入れ、身体検査のすえ会場へ。
aufBruch『海の狼 Der Seewolf』@JVA Ploetzensee〈嵐の昨夜観に行った刑務所演劇aufBruchはJ・ロンドン「海の狼」がベース。施設内ホールでの上演でサイトスペシフィック感はなく残念ながら、男たちのごっつさゾロゾロはならではの印象。所内へ芸術プログラムを届ける連携組織を初めて知った〉、フランス語台詞も吐く黒人俳優がおそらく主人公の青年で、オットセイ漁の船に救出されものの、むくつけき海の男たちの巣窟で…的なお話。近代的な視聴覚室的な場所での上演、映像も織り込んで。おそらくは刑務所内からだけの10人ほどのアンサンブルで、威厳の船長、コミカル担当のアザラシ叩きおじさんや調理場係、など荒くれリアリティはありあり、この手の男好きにはもう液漏れモンだろうなぁw。ただ作品としては、正直テンペルホフ・カジノでの前回と比べると見劣りする印象。