ますだいっこうのあと@ベルリン

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『One On One』/『er nicht als er』

ikkomasuda2012-12-28

快晴、けどやや底冷えな空気。
『One On One』@KW Institute for Contemporary Art。作品は、すべてブース内に設置されて、入口扉にホテルのDon't Disturbな札を下げ、一対一で鑑賞するという企画。待ち時間でストレスなければおもしろい見せ方なんでしょうけどねぇ。Robert Kusmirowski『Lichtung』:元乳製品の倉庫か何かだったアートスペースの広い空間に砂に囲まれた小山が築かれている。そこにたった一人はかなりのインパクト、けど景色自体はどってことない。んが、ところこ歩いて山の裏側まで行ってみると…幼子を含む死体(の模型)が折り重なっている、という…。Annika Kahrs『For Two To Play On One』:実演奏パフォーマンス作品。ブース内にまずクラシカルな扉があって開けた奥に、グランドピアノと二人の演奏者。でもその扉内にいても弾いてくれないの。それに気づいて出た途端ポロロロンと曲が流れ出しました。Guenter K.『Margret』:ある女性の日記らしきや日常的な紙キレが縷々展示されている、柄の壁紙とか地方の郷土史博物館的な空間。
フリードリヒシュトラッセ駅内アジアンインビスの肉片どっちゃりポーを啜って暖を取る。恐らく韓か中な草食系男子横目に。スターバックスなんとか席確保で腰休め。大型書店ドスマンでうっかり地下鉄本熱中しかかる。
『er nicht als er』@ドイチェス・テアターボックス。サブのサブな、スズナリよりこぢんまりな“ハコ”での公演。イェリネク作品というので運んでみたがやはりウムムでした。舞台装置は、一面にだけ壁+窓的なものがある回転する小舞台=部屋。そこに住む主人公の作家/詩人と、二人の男女による、抽象的な対話なのかしらね?と辛うじて。
〈転がり込みWGのもう一人の同居人女子とやっと顔を合わせる。フレンドリーな台湾人とクールな中国人を取り違えてた。今夜の彼女がタイヴァーネリン〉