ますだいっこうのあと@ベルリン

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Ivo Dimchev『フェスト』[ベルリン2014]

引っ越し日。午前2時間ほどで順次荷物まとめ掃除、昼ごろ屋根裏部屋の前居人クリスティナが鍵を渡しに来て、2階分上へ運び込み、完了。エリザベートは前夜から不在なので、この4ヵ月の実際的な同居人シルヴァインに改めてあいさつ、置き忘れてたお玉を片手にねw、握手。もの静かで度量広く、かつこちらへ滅多に踏み込んでこない人だったから、僕にとってはうまく暮らせた相手だったな。新居屋根裏部屋をざっくり片付けて、ネット求めて中央図書館へ、途中ニコライフィアテルの土産物店前でヤニ休憩中ヌーリアと立ち話。ポーランドクラクフの宿予約、イケア商品検索、中古冷蔵庫、ポリリアリステンの作文課題、アレクサンダープラッツ駅U2ホームのアジアンインビス顔なじみの女性きょうはチャーハン、僕的には2食分。
Ivo Dimchev『フェストFest』@HAU3。コペンハーゲンでの架空のフェスティバルに招聘されたゲイのほぼフリーク扱いのアーティストDimchevを軸にした、冷たい会話といびつな身体によるアイロニーやら自虐やらのどぎつい一作。乞われれば女性器をすら舐めたり指挿れさせたりもするキュレーター、乳首プレイに始まりいろんなアーティストに汚れたままの男性器をしゃぶらせてるゲイの舞台スタッフ←ダランと垂れたお持ち物公開で実演なさってました、フェラ後も形状が変化してなかたのが残念?w、英語でぴゃらぴゃら喋りながらのと商業的作品をパロったDimchevの公演シーン、その途中にザックリ彼を刺し、死体(?)とともにアフタートークに登壇、最後には彼の子供が欲しいとイス上で逆立ち的体勢になり丸出し女性器に、なぜか容器入りで本人から渡された精液を注入する若い批評家、と、グロ漫画実演で“フェスティバル”を暴くw。会話はずっと無機質で表情のない声音、いわゆる身体表現的には途中ひたすら痙攣し続けるシーンがあるのと、あとは性的なあれこれね。褒め言葉として強烈な“ひどさ”、Dimchev自身の血だらけになるまでの自虐露出っぷり、そんなオーバードーズな世界に拍手!…&ちょっと危口さんを思い出しちゃったわんw

Fest by Ivo dimchev/ excerpt/ from ivo dimchev on Vimeo.