ああ朝の山手通り青メット紺制服隊列が往く、ああ正体わからず別な意味で抱くわ不安。地下鉄東西線で防災訓練のアナウンスを聞き、けど津波でトンネルが浸水したらひとたまりもないよねとか想像。〈You ain't heard nothin' yet!、なのかもね。ダークな意味で…〉。
ドイツ語講座A2.2第13回目。授業始めに講師山木さんの呼びかけでSchweigeminute黙祷。その直後抜き打ち筆記試験てあたりがオチャメな彼女。後半天気の表現を勉強した流れでドイツ駐在当時息子さんが学校で作った12カ月のカレンダーを披露してくれた。それぞれ描き方作り方が工夫されていて、ドイツならではの季節ごとのシーンが子供の目から生き生きと描かれていた。きょうという日ゆえ思う事一層多かった。赤坂見附虎ノ門と歩く。
3.11東京大行進の日比谷公園へ。公会堂の階段上から集会を見下ろしていたら松之木天辺さんが合流してくれた。以後ずっと一緒に行動。2時46分の黙祷。デモは最後尾ファミリーブロックで歩く。やや拍子抜けののんびり。メガネ男子の叩く民族楽器の小さな太鼓に合わせて自然発生的に手拍子をしたり。近くのブルーダウンジャケットの犬顔男子が突然シュプレヒコールし始めたり。ニヤニヤ視姦してしまうギターバッグ背負ったベルリンの中学生みたいな坊主男子がいたり。かと思えば文庫本読みながら歩いてる人もいたり。トラメガでがなり立てるブロックより僕はこれはこれで好きでした。
公園に戻ったら、キャンドル受け取って国会議事堂を取り囲むヒューマンチェーンに向かう。途中見た、経済産業省前の抗議テントに罵声を浴びせ続ける右翼の街宣車群は、醜悪の極みだった。警察が誘導してくれるのも妙な気分がしつつ、国会図書館付近で輪に加わる。点々と小さいけれどつながる輪になる小さな炎。って全体像はよく把握できずが正直なところでもあるんですが。さらに首相官邸前の抗議行動にも向かってみたけれど、人混みがすごく状況不明、天辺さん離脱後、僕も回れ右、三宅坂経由桜田門駅から帰ったのでした。
画像はヒューマンチェーンでの天辺さんです。（4/11記）
