ますだいっこうのあと@ベルリン

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文学座『崩れたバランス』

月曜早朝コインランドリー小雨。他に洗濯肢じゃなくて選択肢がない故の“マイ・ビューティフル・ランドレット”狭い約10畳で、当然の顔で喫煙され……。
旅資格本校正。
崩れたバランス』@信濃町文学座アトリエ。ベルリン・シャウビューネ劇場で上演されたドイツ現代演劇。僕が2008年に行ったときmixiでコンタクト取った、当時在外研修中だった中野志朗さん演出。てな縁でのぞいてみた。文学座は何十年かぶりだしアトリエも初体験。
クリスマス・イブ大寒波のベルリンで、いわば孤独なイタイ叫びが交錯する、コラージュ的な芝居。ベルリンでの上演を観てないけど、ふむ文学座がやるとこうなるのねぇと興味深く拝見。中盤以降それぞれの関係が視えてきたうえで、台詞まくし立ての怒濤の去ったあとの、落ち着いた言葉がぐっとクる。突っ込みどころありつつも、ゲイなエピソードもがっつりありましてですね、淋しさの果てにハッテンとかもするわけなんですけど、圧迫感過剰気味体型な彼と、役としてミョーに自信過剰気味なとのシーンとか、ある意味孤独感直球力投で固唾。おもしろかったです。
芝居全体については、なぞってたわけじゃないけれどいわゆる“オリジナル”から、もうひと、もうふた?“強引”な飛躍、誤読?があってもよかったんじゃないかしらんと思っちゃいました。アングラ育ちの悪いクセね。
リアルお初な中野さんにご挨拶。大京町界隈夜道経由新宿通り西進、クリスマス電飾を違った目で眺め、今夜の芝居のお陰!スターバックス新南口にてカフェ淫ショートで。喉が少し痛いの手前な違和感。