ますだいっこうのあと@ベルリン

在ベルリン/俳優・ゲイ/演劇コーヒー映画アート読書都市旅ドイツ語/ikko119[あっとまーく]gmail.com

「ビールの国へ行くんだよね…」

コインランドリー。早朝というより深夜の延長線上な先客。部屋干し後一時けっこうな雨脚で“じとひんやり”する四畳半。それでも上がれば乾くの早い。

労働予定なしの金曜日。事務所から地図そのものの校正届く。既成地図にトレペかけて指示書きなんていう原稿を前にすると、編プロ時代の勘グルグル。おまけに当時担当したことある北欧だ。でもな今じゃ老眼進んでるし何より片目。細かい作業に耐えられるかしら? 電話打ち合わせだけして着手せず。

午後から夜までベルリンがらみでネット三昧。チョコ楽園も同時開催。宿は第一希望満室によりひとまずここをおさえておく。メールやりとりで英語がお互い下手っぴいで笑えた。D社ガイド本(笑)ドイツもやっとしげしげと読む。

合間、ノーチェキだったアジアン・クイア映画祭情報ハルくんから。沖縄戦に関する教科書検定のニュースで『高等学校 琉球・沖縄史』引っぱり出す。

同じアパート住人の高齢者が救急車で運ばれていく。“家政婦は見た”状態で扉の隙間から一部始終を窺う。電話番号と「民主党小沢一郎様」とだけの宛名書きした封書が返送されてくるような男性。部屋からくさやのようなにおいも時にしていた。大家ババアが粘着質におせっかいを焼き会話する内容からすると、福祉の世話になり入院したものの「勉強したいので」と出てきたらしい。どうも排泄が難儀になっている容態。大家のババアはわざわざ簡易トイレまで届けていた。大家が帰った直後に救急車到着。ババアの「あたし今夜、このままじゃ心配で寝てられないから」と訴える涙声を聞くと、5年前理不尽な家賃値上げを阻止した身として、善人面に突っ込みいれたくなった。って、ひねすぎ?