D社小型ガイド本釜山校正。索引目次など片付けてファイナル。おづー。
『君も出世ができる』＠京橋・東京国立近代美術館フィルムセンターを観る。「日本映画史横断2 歌謡・ミュージカル映画名作選」。僕的お初の映画アーカイブでの企画上映。すごい行列のすえ満員だった。
その昔関根さんにビデオで見せてもらったことがある1964年の和製ミュージカル映画。2003年の学ゲイ会『贋作・大奥』じゃ、ピチカート・ファイヴのカバーでも知られる『アメリカでは…』で踊っちゃいましたとさ。シラフで改めて観たかった作品が大きなスクリーンにかかると知っちゃあ行かないわけには！
例によって委細詳細ながら、ええええ泣けましたがなー、拍手喝采。
いづみが高島忠夫との恋に落ちるシーンで、高島の持ち歌『タクラマカン…』といづみの『アメリカでは…』が交錯した挙げ句、まだ視ぬ砂漠を想う『タクラマカン』のデュェットに収斂、ホテル庭のかがり火に照らされるちゃうなんて一連なんぞにはもう、もうもう。ニッカニカ顔の植木等登場から“出世ができない”とヤケ酒三昧・フランキー堺、路上で“スリラー”もかくやなゾンビと化しちまう群舞シーンもチープな振付込みで絶句モン。まるで連ドラが打ち切りになったかのようにあっけなく、タクラマカン砂漠のもろ“セット”とビルの描き割りを背に回転しながら踊るハッピーエンドまで、突っ込みどころ満載で十二分に堪能。
ふと連絡あってハルくんと合流することに。無印良品一巡。レジ前にあった浜野水産製たい煮干なんてのに思わず手を伸ばす。
丸ノ内線で新宿へ移動。民家の再現っぽかったりで雰囲気◎とレコメンドな沖縄居酒屋ぱいかじ新宿新南口店へ向かうも満員。大ガード越えたちゅらりに落ち着く。日替わりの天ぷら盛り合わせがもずくや紅芋なんかでワーイ。早めにぞろ目祝ってもらい感謝、沖縄ネタほかいつものラフなトークでまったり。さんぴん茶が香り爽やかでしたー。
