ますだいっこうのあと@ベルリン

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「森下真樹ダンスショウ!!」

ikkomasuda2005-12-09


5時起き。D社ガイド本北京校正。その気になればまあサクサクと。久しぶりで昼飯それなりに作る。人参ジャガイモ大根車麩の煮物、解凍ほうれん草干し椎茸の味噌汁、玄米御飯。コインランドリー、この晴天だからね相変わらず賑わってる。メールいくつかする。1週間ぶりの銭湯。散髪の予約を明日入れる。調べてみたら3ヶ月以上伸ばしっぱだった。もうむしりたいくらいウザい。

渋谷へ出る。@ビックカメラ、校正でいいかげん必要なルーペを、ピンインの声調記号が霞むのをきっかけに倍率10のをたまってたポイントで。@パルコパート3無印良品、来年のデスクカレンダー。クリスマスグッズにも心躍る。@ブックファーストタワレコ系が出したゲイコンシャス?な新雑誌yesを。パラ読みした感想はちぃと微妙、志やヨシ!ではあるが。@マークシティスタバ、外席ゲットしてiPod

森下真樹ダンスショウ!! Aプログラム」@駒場アゴラ劇場を観る。

森下ひとり芝居+α、ソロ『東京コシツ』、楠原竜也ソロ『デビュタント 楠原竜也ver.』、ソロ『デビュタント 森下真樹ver.』の4作品がラインナップ。

ショウでした、パフォーマンスとかぢゃなくダンスぢゃなくて、素敵にショウ正しくショウ、しかも結果的に、ネ。楠原くんにも惚れ惚れ。

*12/18加筆

『森下ひとり芝居+α』。花の寄り集まったヘッドドレスと真紅のドレスが超イカす森下が静謐な声で紡ぐ、モノガタリ。冷蔵庫に残されていた卵とセロリのいわば冒険。いやぁ、意外な力量でもあったし、どこかとぼけたテイストも盛り込まれて、引き込まれたわ。って、実は二分割されてしょっぱなと最後に演じられた。一瞬あの話どこに行っちゃったの?って忘れかけてた頃にね。

その間にソロ3本。森下作品は断片的な言葉とリズムと肉体が、翻弄しつつ当の本人も翻弄されてるようでなんともいえない手触り。ある種ギリギリで成立してるのがオリジナルだね。前に横浜で観た『デビュタント』も、さらに力強くなってた印象。「…森下チキチキ真樹バンバン、すっちゃかめっちゃかあばれんぼう」とか言いつつ踊るんだもん。“Savoyがどうちゃら”なスウィンギーなナンバーであたふた身を挺して踊り狂う結末まで、まさに目が離せない展開。今夜ももってかれました。

『デビュタント 楠原竜也ver.』は、まさに彼版で再構成されたある意味別作品。ジャーン、白短パン+タンクトップ+白ジャケットという相変わらず露出好き(笑)な出で立ちで暴れまくる竜也くん。ぶっとい太ももがセクシーこのうえない。彼も断片的にしゃべりながら踊る。ワン・ツーのツーが夕鶴だと気付いた瞬間、大爆笑。とっても男の子バージョンだったなー。

「似顔絵」が今回のショウのひとつのコンセプト。休憩時間にお客にペンを配って舞台正面の白く塗った壁に描いてもらう仕組み。受け取っちゃったので僕も参加してきました。ご褒美は森下と同じ産地な愛媛みかん。ラジカセで「愛媛のみかんはよいみかーん」とか唄流れちゃうし、もう(笑)。