ますだいっこうのあと@ベルリン

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勅使川原三郎『Bones in Pages』

東横線》終点まで乗り通して横浜・中華街へ。メイン通りの雑踏で西日に目を細めながら照宝を探す。中華の調理用品店。ふと欲しくなった蒸篭に普通の鍋でも使える用の蒸し板を購入。本町通りを桜木町方面へ歩く。ジャックの塔を筆頭に建築散歩。横浜銀行協会が不思議な佇まい。
勅使川原三郎Bones in Pages』@神奈川県青少年センターホールを観る。
例によっていろんな方とお目にかかる。『ラジパケ』で一緒だった、ジイフくんとか華ちゃんとかKARAS関係者、元ワークショッパーなんかとは懐かしい。
この作品、10年以上前に同じホールで観た初めてのテッシー。その時チケぴで何げなく取ったチケットがなんと最前列だった。そらぁもうすごい体験でしたわよ。なので再演にあたっては極力水平ゴコロで臨む。
あー、やっぱこの作品は好きだなぁ。なんだろノイズ浴びてテッシーがガッツリ踊るのが一番ツボ。「おびただしい数の書物、穿き古された靴たち、ガラス、烏、椅子・・・さまざまな物から成る研ぎ澄まされたインスタレーション空間」(KANAGAWA ARTS PRESSより)で、“うっとりソロ”じゃない硬質感とか物体感とかが素敵。それでいて、どこかその場をおもしろがってる雰囲気を今回僕は勝手に感じてしまって、あ、おもしろがってるというか空間と対話しているというか、そんな。しかも今日は実物カラスくんがチョンチョンバタバタとなかなかアクティブそれも込みでおもしろかった。宮田圭さんが奥め立ち位置でまたゴジラみたいだったのも。
アフタートークでは、観客からの質問でちと緊張感走るぅ。
近くの野毛界隈にあるゲイバー・B COOLを探す。思い付きで。フライングステージがらみはじめさりげなく何かとご縁があるんで、一度は顔出しをと思っていたのだ。んが当然場所未チェック。電話帳の住所を頼りに歩き回る。「♪知ぃらないまぁちを歩いてぇ」る感や、横浜の下町感しかも夜の、をおもしろがりつつ。たどり着いたけど開いてませんでした。
京急日ノ出町駅前のやたらクーラーが効いた大戸屋で油揚げと水菜のハリハリ蕎麦を食べて小さな旅終了。横浜まで2駅だけの乗った京急も新鮮。ちゃんと窓に日よけのカーテンが下がってるのね。さすがくるりが歌にまでするだけはある個性派。どうでもいいけど子供時分の阪急は引き上げ式の金属鎧戸でした。