ますだいっこうのあと@ベルリン

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『モホイ=ナジ/イン・モーション』/ファビアン・プリオヴィル『ジェイルブレイク・マインド』

4時起き銭濯ちょい走。B誌原稿書き@スターバックス中野。文字数達成。夏至真夏日に首都圏小さな旅。再び京急。今日はクロスシートの扉が前後に2カ所の快速電車! 新逗子への各停へ乗り換える頃には車窓からの緑が濃い/恋い気分。さらに細道バス。
『モホイ=ナジ/イン・モーション』@神奈川県立近代美術館葉山バウハウスにも参加したハンガリー出身芸術家モホイ=ナジ・ラースローの回顧展。赤黒コントラスに惚れた構成版画、タイポグラフィー類、『ベルリンの静物』参考出品『大都会のダイナミズム』などモノクロの映像作品に注目。相模湾臨む箱はコペンハーゲンルイジアナ美術館をちょっと想起。
館すぐの浜辺をああビーサンでくればよかったと少し後悔で歩き、民家裏の小さな階段に腰掛けてたら、住人のノンジャパらしきおばさん。「いいでしょ?ここの海は」と。海沿い道つらつら歩き森戸神社まさにビーサン愛用のげんべいに寄ってバス。新逗子→杉田→商店街乗り換え→新杉田→石川町→元町→ウチキパン→中華街→口福→スタバ→『パリのすみっこ』。
ファビアン・プリオヴィル『ジェイルブレイク・マインド』@神奈川芸術劇場大スタジオ。立体感ある映像使いにどこかエレガントだったりビースティだったりする単身踊りに主張ばりばりの音響音楽となるほど完成度はとても高くて緊密でカッチョはええの。拍手ではあるの。当日パンフ掲載記事の「ポストドラマ的概念とは対局の切迫感」とかまさしくなの。なのだけどね、このシーンはこういうことを“表現”しなすってるのねぇといちいち視えはじめちゃったら違和感がつきまとって。どこかコンセプト先行みたいな。それも終わった瞬間「例えば言葉のない一人“芝居”として視たならば?」と思い至ったたらさらに以後グルグルしまくって。アフタートークの殺人系ビデオゲーム云々かんぬん話題も目眩助長。着席できても東横急行道のり長し。