ますだいっこうのあと@ベルリン

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流山児★事務所『Yer Blues』

青山一丁目の皮膚科へ。半年振りだ。希望する塗り薬の個数を伝えるだけ15秒で「診察」終了。D社ガイド本ロシア校正を編プロに納品。これらさくさくっと午前中に。午後、S社ガイド本箱根校正。

森川くんと待ち合わせて、流山児★事務所『ヤー・ブルース』@Space早稲田を観る。倉持くんとバッタリ。バイト先で知り合って以来、もう約15年の付き合い。今は印刷会社に勤める彼。キリリとした男前かげんが全然かわってなくてオドロキ。

稽古場兼アトリエの地下に入ると、円形の舞台に埋った謎の柱を、褌一丁姿の若手男優三人が棒つっ差して回している、力を合わせて重たげに。すでにしてチラシまんまな雰囲気。

ある意味不条理ある意味ナンセンスある意味青春?な、「ワン・シチュエーションコメディ」(当日パンフ)。ぶっちゃけ、台本的にもうちょっとぶち抜け/突き抜けたらば、すげーく離陸できた芝居だったかもな、って思った。何げに丁寧な七緒の演出は好き。なにはともあれ、カラダ張って芝居してるオトコたちの心意気が単純に素敵な舞台ではあった。イワヲの右足にできてたぱっくり裂けたみたいな切り傷がすげーく生生しくて印象的。臀部右側面のあざとかね。

そのまま初日打上げにお邪魔する。姉貴分・照明のROMIさんや森川くんといろいろ話す。横にいた年間400本芝居を観るという女性の話もびっつら。何よりその情熱にありがたいやら頭が下がるやら。

素直には帰れずに、東西線で落合を通り越して中野まで。森川くんと和民に流れる。入店以降明らかに記憶障害、は、まあ、当然か。けっきょく森川くん宅にお泊りさせてもらう。