ますだいっこうのあと@ベルリン

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『Wehleider』

ゆっくり起きて荷物をまとめ、明け方帰ってきた部屋主に挨拶しようとノックすると、パンツ一丁でご登場わぉ眼福。晴れ。少し歩いて地下鉄U2+4Horner Rennbahn駅まで歩きニュータウン的一角のフツーなベッケライで朝飯カフェ淫。中央駅すぐの美術館ハンブルガー・クンストハレへ。現代美術ギャラリーへまっすぐ向かう。企画展「Honey, I Rearranged The Collection #2 Help Me Hurt Me. Zwischen Fürsorge und Grausamkeit」一番印象的だったのは1日1回上映なナン・ゴールディンのスライドショー45分。「Warten. Zwischen Macht und Möglichkeit」「Open Access 13 Blicke in die Sammlung」この企画は市民13人がワークショップを通じて各自目線で所蔵作をキュレーションしたもの、ある種新鮮。威風堂々建築内の古典作品はまた今度にして、中央駅内界隈ぶらつき・Sバーン&地下鉄無駄乗りなど。
『Wehleider』@ドイチェス・シャウシュピールハウス・ハンブルクハンブルクドイツ劇場。〈これまた遅ればせながらー。観てる最中、他の方も書いてらっしゃるのと同じく、サチコさんの、劇場で難民を一時的に受け入れてたレポートもぼんやり思い浮かべました。床にただマットを敷いて寝る様子とか、難民といっても事情や気持ちは当たり前なことに人それぞれだということとか。それらが作品に直接反映してるわけではもちろんないのでしょうけど、そんな、いってみれば、生活感覚と政治の関係を、上でかえさんも書いてるように、すごく巧みに転倒させて転倒させて、個人的理解のマルターラー風味な強くは収束させない手つきで、見せてくれた。…すんません、うまくまとめられないけど、そんな、こう、しっとり&しっくりな観劇体験でした。“しっとり”はまろやかな歌声効果も大きいかも。〉。原サチコさんつながりの日本人が、ベルリン友のカエさん内橋さんノンちゃん含め偶然が重なり10人ほど並んで拝見で、上演後もカンティーナにて挨拶・紹介・あれこれおしゃべりたっぷりと。