ますだいっこうのあと@ベルリン

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『istgleich』[ベルリン2015]

濃霧。恒例返却期限日慌てて初めて開く貸出雑誌類。フリードリヒスハイン図書館・アメリカ記念図書館。行列のできるケバブ屋向かいピザ屋店頭係は美男子君。「あとは勇気だけ!」と飛び込み直前の海パン男性が大きくあしらわれた、いわゆる文盲脱却を呼びかける政府広告をバス停でしげしげ眺めていたら、バス待ちする関連職らしき女性から話しかけられ、説明を受ける。ほぼ読め書きできないまで含めるとベルリンじゃ10人に1人が該当だそう、語学学校の教材でも同様のテキストを読んだことがあるけど、いまだに信じられない。最新型2階建てバスでM19長々乗り。面&名割れた劇場窓口で切符受け取り、カフェ淫ぶらつき。『istgleich』@シャウビューネ・スタジオ。エファ夫妻やネーレに挨拶。前回ポリレアリステンで演出助手だったフィリップが手がけた、若者グループ・女子8名男子1名による、素舞台にイス+小道具でのフェミニズム主題な芝居。抽象的な構成テキストをひらりと身体化シーン化してた全体的印象はわるくない。シンプルにイス横並びで表情を見せる景・名前羅列で組織トップはみな男性てなシーン←でもベルリン交通局の長は女性、少々どすこいキャラ女子がラメ服でミラーボール的に光る幕切れあたりがね。ただ筋立てなしで、対立軸などがなく、何というか敢えてだろうけど並列コラージュだったので、時々退屈さを覚えた。あと白リノのフラットな空間ではなく、例えばもう少し小さな/近しい空間だったらまた違って伝わってきたかもな、とも。唯一の男子くんはラブリー、やつれ容貌だったフィリップへの声がけはタイミング逸したきり。
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bombori - prayground