ますだいっこうのあと@ベルリン

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『Subliminal Affair』[ベルリン2015]

〈2年間あれこれ思案して、ガラス製など[も10ユーロ以下なら]よさげとも一時考えてた、だけどなくてもすんごくは困らない、バターケース、結局は1ユーロショップのプラスチック製を購入という、何ともな着地点に〉〈5年くらい前にひと月半滞在した大人数シェアハウスで、特に女性住人が銘々にバターケースを少々恭しく使ってたのが印象的で。アンティークっぽい金属製や、柄が素敵な陶器製で、プラッチックwは皆無だった〉。
Subliminal Affair』本番2日め@Dock11、緩やかに集まり修正点などディスカション&部分的リハなどして観客装って外で開演を待つ、観に来たカズエさんとしばしお喋り後開場入場開演。カセキユウコさんが森あらたさんら映像作家複数と共作したインタラクティブなパフォーマンス・インスタレーション。5映像が床面含め投映される空間を入場者は彷徨う、そのうち僕ら秘密工作員がさりげなくタスクを遂行していく流れ。でも前半に観客と手を合わせてゆっくり漂う時間がしばらくあったし、ベルリンの観客はいい意味で勝手な面含め積極的にその場に加わっていたようだし、指示された動きもいわゆるかっちりした振付じゃないあたり流石なユウコさんの匙加減だったし、で、失礼な対照の仕方ながら例えば観客置いてけぼりフラッシュモブ的には一切ならなくて、何とも混じり合う絶妙な緊張&弛緩な空間と、そう観客を視姦wもできる時間と、を、あとそう、敏捷運動シーンなどはアグレッシブな他メンバー各位にある程度お任せするスタンスで紛れ込めたので、うんそうね、たまにえー!そうなるの?な刺激も受けながら、無責任におもしろがって加われました。「What is Butoh? Was ist Butoh?」とBワードを探る言葉遊び的シーンでキー台詞を拝受したり、ユウコさん筆頭にみなが各国語で土方巽テキストを吐く蠢く場ではお里が知れるアングラしちゃったり、等々。何はともあれ容量広くでもしっかり締めるとこは締めてたユウコさんに感謝!劇場入口半屋外バーでのお疲れさんで辞して、終演後ビール瓶片手に登場してたケントくんに癒やされつつ話し込みながら帰路。
musik heute:
freddie mercury & david bowie - under pressure (a-capella)