ますだいっこうのあと@ベルリン

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エジンバラ旅1日目[ベルリン2015]


元・らくだ工務店主宰の石曽根有也さんが去年に続き演劇祭エジンバラ・フェスティバル・フリンジに参加するというので、早々4月に飛行機・宿をエイっとおさえた旅。
6:00ベルリン・テーゲル→KL1818→7:20アムステルダム・スキポール9:55→KL1279→10:25エジンバラ。6時発のフライトに辿り着くには微妙な時間で深夜バスか始発電車かで、空港到着早め症なババアは3時半過ぎのN5+TXL利用でつつがなく。ターミナルDはこれまた継ぎ足しっぽくしかもアムステルダム行きはここでのいわば始発らしくしばし安全チェック開始を待ち、それをあっけなく抜けると後はぼけらん、飛行はあっちゅう間。アムステルダム乗り継ぎはイミグレで英語?ドイツ語????がありつつも無難に。ターミナルWiFiで暇潰しし再度飛ぶ、こちらも順調。KLMの客室乗務員はみな愛想がよく最低限で出してくれるチーズサンドも満足、飛行時間が短いからせわしないけどね。
到着したエジンバラは晴れ、タラップ&徒歩で倉庫みたいな到着ホールかつまさかの要入国書類、かつ滞在日数目的職業宿泊主との関係復路などしっかり訊かれた。空港内のインフォメーションで地図やフリンジ無料誌を手に入れ、まだ新しいトラムに乗って市内に向かう。わーりと走りっぷりチンタラ、車掌が乗ってて検札するのも物珍しや、わーりと混雑、ウエストエンドあたりからの繁華街車窓におうおうイギリスっぽいと勝手に盛り上がる。プリンス・ストリートで下車し半額チケットブースで無事配券、お上りさん状態で街並左右をキョロキョロしつつ観光客でごった返す通りを歩き劇場の位置を確認、謎な造りのウェンブリー駅スタンドでミートパイなど買い待合室ベンチで食べる。ホテル7階にある特設の公演場所へ向かう、入口ドアの向こうからゾネさんが僕を見つけ出て来てくれてハグ!
MY Complex『Complex』@Space at Jury's Inn、13:05開演を無事観ることができた。石曽根さんが英語で演じるワンマンショー、スカイプ越しのやや謎めいたジョブ・インタビューが失業中男性38歳の人生奥深くを次第次第に露にしていく、そんなオハナシ。あえてキャッチーな演出によらずそれこそ一枚一枚脱ぎ捨てていくかのように進むソロを凝視、英語だしw。インタビュー相手の言葉を彼はヘッドフォンごしに聞いて会話してるので、具体的に耳にする台詞は彼のだけ、それとほぼ座った体勢での手振り目線表情身の置きようとによる家族や子供時代のことにね、微笑ましくなったり切なくなったり、コメディ・ドラマからの歌なんかも。終盤間近行き詰り/息詰りな展開経由、前向きな展望を示唆してカットアウト、っていう流れ全体は英語でも彼ならではの作りで心の奥で確実にウンウンと頷ける作品だった。
最近の活動パートナー・マディさんを紹介してもらい以後ずっと3人で過ごす。Cafe 1505でお茶、ZOOSouthsideでの同劇場関係者との来年に向けた面会同行w経由、Fringe Centralなる演劇祭参加者への便宜を図ってくれたりする多分普段は学生ホール的な場所で何年ぶりだろ感覚でたっぷり話し込む、道すがらの公演場所等々も案内してもらい、階段路地途中のスタンド的な店でフィッシュ&チップスを食べ、駅北側のバス停で別れる。
アナウンスも表示もなく、バス停留所にもすべてのストップが表記されてたわけじゃない、5番バスに乗って東のちょい郊外へ。ひたすら隣の女性頼りで降りたところはAirbnb宿のドンピシャ前、番地で少し迷ったものの窓からレベッカが声をかけてくれ、小体な集合住宅のコンクリ剥き出し階段あがった3階の部屋へ無事到着、19時頃。物少なめの清潔住居の5歳女児の部屋を間借りする格好、2時過ぎ起きだったので早々に寝る〈わー、コンセント・トラップ・イン・スコットランド、BFタイプって……〉
撮影は翌日だけど石曽根さんとのツーショット