ますだいっこうのあと@ベルリン

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Tiago Rodrigues『By Heart』[ベルリン2015]

J社ガイド本事実確認まとめ作業。午後ダニエルと会う@コッチの図書館合流BerlinSoulFood日向外席で、ダニエルが飛び込み的に依頼された仕事・異文化体験のスムーズ化のためのブレスト、その後部屋へ寄ってしょうたくん交えしばし歓談。アメリカ記念図書館&いつもの立食いピザ。Tiago Rodrigues (Muedo Perfeito)『By Heart』@HAU1、ポルトガルのアーティストによるパフォーマンス。舞台にはばらばらなイスが並んでて、観客10人を募って舞台に上げる、席が埋まるまでしばし待ち時間。彼自身がエピソード語りその中で人名などを示す見開きに字を書いた本など舞台上に観客に持たせたりもしつつ、いわば本題は合間合間その10人にシェークスピアソネット独訳一節を1行ずつ暗記させる。わりとしつこく、わりとこまかく、紙などなしで口伝え。「もしインターネット上からこのシェークスピアの独訳が一瞬にして消え去っても、今夜のこの10人に聞けばいわばデータは復元できる」的なことも言ってた。その詩の練習部分は当然ライブな反応で熱は低くても面白いのだけど、言葉自体は英語+独語字幕で寝不足もあって……。にしても場自体のテンションをつなぐのはアーティスト本人だけなわけで、そのオーガナイズ力・ちょっとしたユーモア・潔きよき体温低さを目の当たりできたのは収穫。