ますだいっこうのあと@ベルリン

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10時、ポリレアリステンの演出ヴィプケが受けていたダンス的教育研修の締めとしてのいわば模擬ワークショップ参加@カトリック系の専門学校。在カールスホルストなので地元からバス296で一本、途中ニュータウンをうねうね走る車内は想定外にお年寄りで混雑、それがごっそり降りた地下鉄駅でシュテファンが偶然乗り込んで以後同行、『Citta del Vaticano』の感想トークなど。シャンタール、ハイケ、ザーラの僕ら5人に、研修参加者とでワークショップ。輪になって名前を今日の気分を景色で、各自ストレッチしながら歩き回り、目を合わせてあいさつ、名前を確かめがてら呼び合ったり、以後ペアで:前後に歩き前の人に合わせて方向転換・立ち止まったら背中に何か書いてそれを書かれた人は簡単な振りにする・前の人の振りを真似る・ペアが別のペアに連結・長い列に、アイコンタクトを保っての動き、手の動きに視線を定め動く・速度上下バリエーション、重心を預けあう・どちらかが引き受ける、これまでの動きを組み合わせてデュエットをこさえる、3組ごとに見せ方を考えてショーイング。わりと高齢の女性、あとで聞いたらお医者さんだった、が相手で、ゆっくりめな動きで確実&シンプルな動きになって、ショーイングでも他の2組が踊りちっくな中しばし佇立してアイコンタクトがっちり状態。研修参加者は、知的・視覚障害者や幼児の教育・医学などの分野からの人々で、ダンスや身体運動を取り入れる目的みたい、こういう側面はとても興味深くて休憩にヴィプケとちょっと話し込んだり。帰りはカールスホルスト駅からS3、オストクロイツで4人それぞれ別方面で別れ、僕はリングバーン。マコヒカさん宅にお邪魔して月曜エキストラ仕事のため、というか念のために背広を借用、小1地時間雑談。豚肉チャーハンをアジアンインビスでテイクアウト半分食べてとりあえず寝てると、今夜のリハ中止のSMS。
「Berlin for Orland」オーランドの犠牲者を追悼する集まり@ブランデンブルク門アメリカ大使館前。21時で明るい土曜宵、続々と人々が集まっていた。まず49人それぞれのプラカードを持った人々が無言で佇む時間。それから舞台上でのイベント:アメリカ大使とミスター・ゲイ・フロリダのスピーチ、“ミス”CSD2016はじめとした何人かによる歌、オリジナル『Pulse』『花はどこへ行った』『ユー・ライト・アップ・マイ・ライフ』『ネイチャー・ボーイ』『イマジン』など、49人の名前読み上げ、黙祷、ろうそくに火を灯し『オーバー・ザ・レインボー』、最後はブランデンブルク門が六色にライトアップ。追悼の合間、周囲の人たちとのささいなコミュニケーションもあったりして、集まった5000人とも報道されている人々と想いを共有する雰囲気が印象的。ダニエル&しょうたくんたちにも偶然会い、場を辞する。tagebuch.