ますだいっこうのあと@ベルリン

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リア・ロドリゲス『Para que o céu não caia / For the Sky Not To Fall』

14時セバスティアンとタンデム@ベルリン自由大学内研究室、空調日独比較BLマンガ1917年革命フンボルトフォーラム予定フォルクスビューネの熱かった時代。アメリカ記念図書館で日記書き。リア・ロドリゲスPara que o céu não caia / For the Sky Not To Fall』@HAU2、いわばブラジル作品フェスティバルの一環。客席使わずフラットな舞台面でパフォーマー10人が自由に動き回る式、全裸のちに短パンなどで。茶色いコーヒー粉や白い小麦粉か何かを、手に取り息を吹きかけ顔体に塗りたりゆっくり観客間を歩き佇み見つめ去り。水で湿らせた服や布をかぶってどこか動物の頭のようにみせながら、四つん這いだったり叫んだりするシークエンスはちょっとドッキリして僕の中では何かの境界だったかも。その後赤い塗料で背中に真っ直ぐ太線を描いたり、胸に塗りたくったりするうち、広く開けた中央のいわば広場で、足を踏み鳴らすリズムで原初的に踊る、列の移動・輪・抜け出ての憑依ちっく・掛け声等々、最後は黄色いターメリックだかの小山を散在させ再度体に塗りつけそれぞれに横たわる肉体を照明がカンカン照らして終了。カーテンコールには反ブラジル政府へのメッセージ的な紙を手に登場するパフォーマーもいたし、メッセージも読み上げられた。前半はしんみり舞踏や米粒のことなども連想、後半は汗てかり男子の奔放な四肢に眼福、そんな。素で提示される体そのものよりさらにグワーンと向こう側も観たかった、てのは観客的勝手と承知の上で、そんな期待もしてたかな。tagebuch.