ますだいっこうのあと@ベルリン

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フォースド・エンタテインメント『スピーク・ビターネス』[ベルリン2014]

おみやげ店でバイトしてるヌーリアが開店前の一服してるところへ通りがかりちょっと並んでベンチ。中央図書館でG社本校正、慰安婦誤報問題に対する断言への対処に軽く苦悶込み第1段階作業終了。クスクス笑いなどもしてた直前席のカラフルなフリース男性ちらとラップトップ覗いたらゲイロメオ開いてらっしゃいました。M48徒歩スーパーのパックサンド初食。
フォースド・エンタテインメント『スピーク・ビターネスSpeak Bitterness』@HAU2。we主語の個人日常から世界史に至るまでのちょっと/かなり“痛い”ことがらを述べる数多のテキストが長いテーブル上や舞台後方に用意され、6人の俳優がいわばインプロ的に6時間の長きにわたって読み継いでいくパフォーマンス。彼らのこういった手口は他の作品にも見られるけど、カンパニー結成当時1994年初演だからたぶん原点ね。これまた英語なので喰い付きのいい観客同様に笑えるタイミングは少なめだったけど、何だかんだで途中うつらうつらも挟み長丁場をともにした。ティム・エッチェルスの押し強め読みやしてやったり顔、吹いちゃったり客席で倒れたビンの音にすかさず何か言ったりする女優のチャーミングさ、昨夜出演してた男優二人の時間経過とともにうっすら滲む疲れ顔、立ったり座ったり舞台奥で休んだりの位置関係、などなど体温低めで変わり続ける舞台上の佇まいもいわば酒肴になるような、長短さまざまなテキストというか読まれた言葉が積み上がっていくわけでもだからといった次々流れ去るわけでもなく、照明が明るめにずっと残された客席含む空間にじわくりじわくり作用していくあたりが、流石だった。ちょっと真似してみたくもなっているw。
そんなで12時終演、ハレシャストア駅U1ホーム目の前で混んだ電車は行ってしまいジーゲスゾイレ熟読で13分待ちを潰し電光掲示板をふと見やると待ち時間14分とかに戻ってて運行障害表示帰路変更するも地下U6も10分超待ち短区間なので夜道早足コッホシュトラセ駅ホームの待ち時間が4分3分2分と実時間以上かかりある瞬間キレて再度歩きだしシュタットミッテM48バス停幸い時間通りバスは来てアレックU5ホームで14分待ちでやっとこさ帰着いや週末に終夜運行してるだけでもありがたいんだけど、Sバーンストが絡んで乗り換えの多いルートしかなかったりで、まいいや、これもベルリンなんだわさ。