ますだいっこうのあと@ベルリン

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ポリレアリステン[ベルリン2014]

やや重苦しい空模様、気晴らし兼ねて早速新包丁で生姜多過ぎ味噌汁と玄米飯←コンロが違うとまた火加減調整も違ってくるなと。昼寝中にいつ来るのかねぃ?だった大家さんアノック氏登場、光熱費メーター検針・冷蔵庫はひょいっと向かいの屋根裏部屋つまり彼の別室にあったものを設置・インターネットは斜め階下WGのラファエロくんに一緒に話をつけてくれてひとまず相乗りできることに、これまで目撃したことがなかった彼は髭眼鏡の学生クンでハートマーク、珍しく野球をやってた経歴の持ち主で日本に来たこともあるそうな試合でねw、けどWifiはやはり電波が弱くてブースターかな・アノック氏から掃除機も借り埃っぽいパンチカーペットも少しはきれいに・建物入口の鍵コピーの件も話がついた、と諸々かなり片付いてやーれやれ&ありがたや満杯、の最後にアマゾンに注文してたノースフェイスのいわゆるウインドブレーカー黒が駅近くの写真店に届いたとSMS、陽気なおばちゃんとお喋りして贈り物みたいに両手で受け取る。
ややぎりっぽい時間出発なところへ、Sバーンが行く手の駅で警察動員云々で隣駅でストップ、次の乗換駅まで動いたところへ別ルートで移動、U8北方のお初駅はまではちょっとした長旅で遅刻、しかも地下から上がると公園みたいな深い緑ばかりで、目的の通りをいったん見つけてから食糧調達にスーパーまでかなり戻り再度向かう道すがらトンと合流、ぶっきらぼうな彼について彷徨したはて今日の稽古場、天井高い元倉庫な漆黒空間へようよう辿り着く。オープンな演劇プロジェクト「ポリレアリステン Die Polyrealisten – offen für alle Altersgruppen」3回目。ストップ・ターン・ジャンプを輪になって、電脳空間イメージでグリット状に進む+即興の動き、次に他人の動きのイミテーションも、何かが 伝播していく感覚、ちょっと北村真実さんの緻密構成ダンスも浮かべながら。課題作文と連動して各自用意した、他人の物体を使って、目を閉じて触感食感音感から動きへ、僕は実際に手に取るのは初めての木靴と遊ぶ。小グループでのシーンづくり、用意した物体とエピソードを構成する。たぶん出産がらみのしんどい体験と結びついてるザンドラザビーネのネズミくんキャラ手乗りぬいぐるみ、おばあちゃんの思い出とつながるハナのグリム童話本、僕は半年ぶりに食べてその噛み応えが新鮮だった玄米。それぞれが心の頭の腹のいわば“糧”だねという共通点で、簡単な振りとそれぞれが語るシーンで披露、僕はそんなわけで作文として書いた文章をその場でどうにか入れて、スラスラ出ないのは噛む動作で誤摩化し、きれてなかったけど、乗り越えましたですー。相談タイムはやっぱり脳炎上だったけど、お互いを感じながら演じられたのはよかった。帰りの地下鉄でいつも気さくに親切にしてくれるシュテファンと合流、U5の途中駅までずっと一緒でお喋り、彼は北独出身の建築家。