午後ダニエルとタンデム、Wifi事情あってコットブッサー・トア駅近くの図書館にて、旧かな旧字体の坪内逍遥文読解アシスト。ブラブラ歩きしヘルマン・プラッツからM29バス長旅。「ポリレアリステン Die Polyrealisten – offen fuer alle Altersgruppen」、稽古場が使えないので会議室に一度集まり、スタートアップ会社チームのみリハ、ドリーマー＆コーチチームはカフェ外席で改めて流れの説明、贈り物の鉢植え調達に付き添い後、劇場総支配人宅へのお呼ばれ。古風な集合住宅の空間的にも調度品的にもギャラリーみたいなお宅に総勢20人ほどで訪れる。100人くらいくるパーティもなんとかできちゃい広さだったけどね。乾杯後、モダンに改装されたキッチンに用意されたチーズ各種テリーヌ・サーモンをめいめい頂く。畏まり感あったものの、支配人フリードリヒはしかし気さくな人で、機会があったらと用意していた2005年のシャウビューネ東京公演の話など早速する、彼は帯同して訪日したそうな。ひとしきり飲食歓談後、輪になって公演での役どころなど順々に話し、というかご説明申し上げて？w、あとは適宜。いつも以上にドイツ語疲れして着いたものの、ほどよく解けた周りの雰囲気が心地良く、かつ人数が多少減った時間帯あたりから逆に何かスイッチ入った感覚で、アナイス、ゾフィー、フレデリックなどとお喋りが弾み、さらにはほろ酔いのザンドラらと僕的難発音単語リストでゲラゲラ、フレデリックの苗字ルドルフもrとuが続くので新追加、んで「『マイフェア・レディ』みたいな気分だ」と口走ったら、支配人も交えて「スペインの雨…」のドイツ語版もリピートさせられる始末、涙が出るほど大笑い久々にした。程よきに最後の一同でお暇する。僕はひとりヴィッテンベルク・プラッツからN2とN5の深夜バスのお世話に、すっかり夜更し。
