ますだいっこうのあと@ベルリン

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シャウシュピールハウス・チューリッヒ『アンフィートリュオンと彼のドッペルゲンガー』[ベルリン2014]

〈彼氏持ちの年下ゲイと文通状態。日本語は興味がある程度。語学パートナーではないので、彼が書くやや意味不明なグーグル先生日本語文も適当にしてる。僕のドイツ語メールは頼んでもないのにwいちいち添削されるけどね。今週末彼氏不在ゆえ会う予定は、彼が親元へ行くことになり延期(あーめんどくさ)〉、独語復習、日向なら初夏な空模様で歩道脇にて今夜の予習。bagleをどう発音するかで脳エンコ。
シャウシュピールハウス・チューリッヒ『アンフィートリュオンと彼のドッペルゲンガーAmphitryon und sein Doppelgaenger』@ドイチェステアター、僕的テアタートレッフェン/ベルリン演劇祭の1本め、この劇場のメインホールは実は初めて、日本式三階席で二層になった舞台をギリギリ覗き込む視座。ギリシャ神話を元にモリエールが書いた喜劇『アンフィトリオン』をさらにドイツ語でクライストが改作?した古典。ソフト帽にトレンチという個体差消失衣装で次々同じ台詞を繰り返し嵐の戸外から室内へ入ってくる俳優たち、は既視感あるもののちょっとした可笑しみ。その後同一人物が複数いる系の、ドッペルゲンガー堂々巡り的な展開が、その場衣装替えも含んで、繰り広げられるわけだけど、そのあたりのやりとり把握がうまくできず舞台自体の遠さもあって少々よどみ。ラスト近くで、脳天気なポップスが流れたり、劇場スタッフみたいなおじさんを連れてきて台詞を言ってもらいましょう的シーンになったり、しかもそれも二人めがやって来ちゃうんだけど、んで、トレーラーにもあったトーキング・ヘッズ『ヘブン』をカラオケする流れ、歌詞は「Heaven is a place where nothing ever happens.」ときて、終わりよければな一応の納得はみた、って感じかなぁ。
バラエティ番組出演のTim Benzdkoティム・ベンツコのツルツル加減をニマニマ寝落ちる寸前まで。