ますだいっこうのあと@ベルリン

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『Die (S)panische Fliege』

ikkomasuda2013-01-06

ゆっくり起動。日独タンデムの相手であるドイツ語も喋れるイタリア人女性と待ち合わせ@スターバックス・ハッケシャー。約束の16時より早めに行って席を確保するも現れず。独勉にエンジンかかり熱中。ふと今夜のチケットを見て驚愕、18時開演!気づいたのは20分以上過ぎていた。
『Die (S)panische Fliege』@フォルクスビューネ。配券した時点で売り切れで2階席。八百屋になった舞台一面に巨大な絨毯が広げられその起伏の向こうから/へ登場人物が登退場。起伏手前の床面にはトランポリンまで仕込まれていて無駄にビヨヨヨヨーンと効果音付きで飛び跳ね、傾斜を転がり前に現れるなど、体張った演技だけでも充分笑える。そのうえ演技はいちいち大仰だし、お色気ありだし。古典喜劇を新演出でみせたレパートリーで、2011年のテアタートレッフェン(ベルリン演劇祭)にも招かれてる高評価作品。なるほどギッシリ満席だったりお客さんも笑い拍手で大喜びしてました。黒衣でフラメンコ的に踊るズラで嵩上げしてる超小柄女性が個人的ツボ。題名は日本語でスパニッシュフライというハエじゃない甲虫の名前で、その成分からの催淫剤の呼び名でもあるらしい。
ローゼンターラープラッツの中伊合体インビスでミーゴレン。帰りの地下鉄で軽くチャイナシンドロームに襲われたわ。