ますだいっこうのあと@ベルリン

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シャウビューネ『The Black Rider』

ikkomasuda2012-11-26

着いてから曇天続きだったのが、けさは快晴、最後の秋晴れ的な?ペトラさん宅界隈を散歩。部屋の前のざっくり公園だと思っていたのは何かの施設の広大な跡地で、レンガ造建築にはスーパーマーケットREWEも入ってた。23時30分まで営業だー。
ハッケシャー・マルクト駅すぐのゲーテインスティテュートへ。今日は例えれば入学手続き、図書室:メディオテイクにて。登録→試験→面接→文化プログラムなど説明→精算、で2時間ほど。クラス分け試験は50分で70問くらいやったかな。図書室の好きな空いてる席で各自で解く。全レベルをフォローしてるわけで後半になるにつれて白煙はマ当然ね。その結果を踏まえて記述問題20分はそもそも問われてる内容がちゃんと理解できずアウチ!とは別な脳で試験担当さんのドイツ人あるある的ハンサムだったのが密かに云々w。面接担当はおじさまでした。何かにつけてテアターテアターばかり言ったので笑ってましたが、ベルリンに来る理由がそれだというのは珍しいとおっしゃってました。あと曖昧なR発音で早速誤解もあったり。東京でまさに終わったばかりのB1.2を違う教科書で受講することに。精算は奨学生は航空券代食事代生活費補助を現金で受け取って終了。フヘヘヘヘ。
メディオテクでしばしネット淫。スープクルトゥーアで鶏肉のなんちゃら的汁物Hühnerfrikasseeぶっかけ昼飯、アレクサンダー広場のギャレリアで熟考のすえペナペナなノート、電機店サターンで四苦八苦してサーフスティック、ベルリン西側へ移動して配券、座席表上1枚きり光ってたのをゲット、地元REWEで買い出し、固形ストックへ野菜投入適当スープ、フォルコンブロート軽く焼いて夕飯。
シャウビューネ『The Black Rider』。まず今シーズンのデザイン、俳優のラフなイラスト似顔絵がポストカードやチケット裏、印刷物に配されててああそれだけで惚れ惚れ。赤い襞襞カーテン前、バンド付き歌いまくりで繰り広げられる…、なんといったらいいか正直受け止めきれなかったのだけど、まあ音楽劇かしら。バロウズ云々とあるので『バロウズの妻』的な例のウィリアムテルごっご的なシーンもありいの、間抜けなオッサンの悪魔的も登場しいの、いわゆる物語系ではないので台詞のニュアンスも汲めず、唄われる曲も未知ばかりで、体調もあって消化不良。とはいえ、男優の彼とか彼とか彼とかがね、もうシャウビューネ調イケエロメンといった風情だったり、妻的な人が退廃的に佇む一瞬や、何かこう構図がフリーズする一瞬なんかには、ゾクッときました。
電車待ち10分10分10分加算でUバーンSバーンUバーンと乗り継いで西から東への帰宅で少々くたびれた。
今日のことじゃないけど忘れないうちに。ハッケシャー・マルクトでお気に入りだったカフェイン・バーがなくなってました(涙)。工事の真っ最中だったけどファッション系の店とかになっちゃうのかしら。