ますだいっこうのあと@ベルリン

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ドイツ語講座A2.2第6回目/ジエン社『アドバタイズドタイラント』

ikkomasuda2012-01-22

シュトロイゼルクーヘンはちと甘過ぎて脳が回った。ドイツ語講座A2.2第6回目。略歴を作文する課題のための二人組みで相互インタビュー。時間足りなくて講座終わってからも。
脳チルがてら図書室へ寄ってブラウジングヴォルフガング・ティルマンス『Burg』。機内食&リアルウインナーw作品はこれに収録なのですね。スターバックス青山一丁目でカフェ淫。Instagramヘルシンキ連発。『ハワイが教えてくれたこと。あなたの人生がぐっと快適になる70の言葉』。ぐっと快適かぁ。地下鉄の幼児連れ夫婦何パターンか観察、パパがね、パパがね。アームチェアへたり。
うんしょこと立ち上がって黄色い電車。立つ人の間に芝居のパンフレット開く男性が。こぎれいな♂2♀2は『寿歌』かー、感慨というより回想込みの違和感でグルグルしだす。
ジエン社『アドバタイズドタイラント』@日暮里d-倉庫。劇場スタッフ吉村二郎さん、←学生劇団時代のつながり、と暫し話し込む。客席にほげらと座ればお隣は悪魔のしるしご出演の武本拓也さんで改めましてのご挨拶&ドキワクw、劇作家・演出家の詩森ロバさんも同じ回。
東日本大震災を受けた真っ向なにかに立ち向かってる作品で、その志やよしな芝居ではあると思うんですけどね、残念ながら僕には響かんかった。この歳になるまで何本も何本も観た、観させられた、大災害や事故や終末を前提とする、そのSF的前提を説明するシーンや映像がまずある、あって長くて飽きたりする、芝居の群を、踏まえて視てしまったからだろうけれど。そういった説明が、ほぼ必要なくなってしまった、“その後”なイメージが残念ながら共有されてしまっている現在においても、こういう芝居しちゃうんだ、と正直飽きれてしまった。壊れた建物イメージの舞台セット、ドスドス踏み音がする仮設感満載の抽象処理デス的階段にも、その中途半端さに脱力でね。同時多発会話とか断片エピソードの交差交錯とか表現行為そのものに対する疑問への生々しい提示とか、それ自体の凄さってのもうまく全体のなかで噛み合って感じられなくて。1960年代スキータ・デイヴィスのヒット曲『The End Of The World』、邦題『この世の果てまで』、が流れて終わるに至っては笑っちゃった。以上がブロガー割引適用の、にもかかわらず?w、極々個人的な“不謹慎”まるごと。
出演の時田光洋さんとロビーでしばらく↑なことを話し込んで、あ感想を尋ねられたからヨw、お暇した。