ますだいっこうのあと@ベルリン

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齋藤陽道『感動』/レスリー・キー『Forever Young』

朝飯制限ぎりぎり9時起床。慌ててりんごみかんカフェ淫。『スプリング・フィーバー』DVDやっと観始める。映像の物理的暗さ&手持ちカメラ揺れで口中酸味。男と浮気してる旦那に妻がブチ切れるシーンでやめた。南京の下町へは行ってみたくなった。アームチェアで本を開くも頭に入らない。寒どんより。
13時腹部超音波検査@東新宿区立健康センター。胆嚢ポリープ変化無し。近くの東新宿食堂で冷えた焼鯖と野沢菜ご飯味噌汁。思案のすえ六本木へ向かう。あちこちツッコミたくなる副都心線から千代田線で乃木坂駅下車。
齋藤陽道『感動』@赤々舎ギャラリー←障害者などの被写体が変な湿気なくクッキリ立ってて力湧く。個人の家的新ギャラリーも以前と別な味わい。レスリー・キー『Forever Young』@ヒロミヨシイ六本木←大判グラフ誌的作品集は僕ですら恥ずかしくなるゲイポルノw〉。
対照的な写真群だったわw。レスリーのは壁の展示より中央テーブルに置かれてるサンプル本を取り囲んで立ち読みする光景が、二丁目のポルノショップ感。ゲイビデオ男優真崎航フーチャーのアート?マガジン?『Super Pornstar』の中身は、僕ですらギャラリーでのw直視憚られる局部アップ丸見え連続技で、アートって一体…?みたいな気分。一方の、写真集の題名でもある『感動』はね、確かにベタな先入観はあったんだけど、作品内世界ひとつひとつが、とてもクッキリしてて一人でいる姿がちゃんと一人きりで、二人でいる姿が一人ずつで二人で、孤立というより《個立》してる人物写真ばかりで、その人物は車いすに座ってたり、おそらくはダウン症だったり、サイトにあるように括れば“身体から精神、性的マイノリティ”だったりするんだけど、そのへんがね、それに対峙する写真家あればこそだろうあたりが滲んでてね、ああ良いなああかっちょええな、思った次第でした。かわいい作家本人クンご在廊でしたが、恥ずかしくて筆談できずw。
ピラミデビルギャラリーズからミッドタウンぶらついて大江戸線帰巣。バンビ男子と入れ違いだった銭湯(悔)。夜更かしモード。