ますだいっこうのあと@ベルリン

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[大阪]千里/contact Gonzo『激しい対岸』

ikkomasuda2011-03-19

十三→淡路→北千里。……僕の物心ついてからの大阪生活は小学校4年の年末≒3学期から高校卒業までの約8年間で、千里ニュータウン青山台公団住宅3DKに住んでて、最寄り駅は阪急千里線北千里駅でまあその界隈を、確か第二次演劇団解散公演中に一度見に行ったきり四半世紀ぶりで訪れたんですが、駅はショッピングセンターがいろいろ付け加えられゴチャゴチャした印象で改札を降りてすぐにあってさんざん立ち読みに通った駸々堂書店はなくなってて、って後で調べたら倒産してたのね、でも住んでた家への道は大体そのままでC8棟も改めてみるとこぢんまりとけど悪くない佇まいで、すぐ本当にすぐ隣の青山台中学校も歩いてすぐの青山台小学校もどこか古びた印象はあるもののそのままで、ただ小学校区ごとにある近隣センターの寂れっぷりは半端ない中、立ち読みデビュー店ともいえる一正堂書店そのまんま、それこそ書棚とかも当時のままで、けれど文庫本は背焼けしまくりだし、炊飯器なんかの住居スペースからのはみ出し物品も本の下に並んでるような商売諦めモードで、それはまあ閉店してなかっただけましよね、みたいなもんで、プレイバック青春しまくってる脳には一番のカンドーで、それで北千里イオン、があるのも信じられんのだけど、にスターバックスまであったのでそこに入って一休み……
ひと駅山田まで乗って強引に、かなり強引すぎて心折れかけ、歩いて万博公園。連休初日で家族連れわんさか。さらにシャーペンの芯ペキペキ心理。太陽の塔を拝む。『太陽の塔 黄金の顔展』+常設展@エキスポ’70パビリオン。旧鉄鋼館。小学校2年で辛うじて体験した万博回顧。『ウメサオタダオ展 知的先覚者の軌跡』+常設展@国立民族学博物館。ウメサオは情報整理系、カナタイプとかに興味。常設も物見遊山モード・半ば現代美術視線で回ったら案外おもしろかった。閉園時間過ぎに記念公園西口にやっとたどり着きまた山田駅まで無謀徒歩再度。にしても記念公園やっぱり時間が経過して森になってたなわー、高校時代外周道路をランニングした記憶ではただ広っぱだったのに。
山田→十三→三宮→新長田。駅で地元サッカーチーム応援団が威勢のいい募金活動。確かこのあたり震災で大火になった街よねと複雑感ともなって急ぎ足。
contact Gonzo激しい対岸』@アートシアターdB神戸。コラボはドラマの姫野さやか。ボスw・塚原悠也さんたちゆるゆる準備しつつ開場状態で、改めてご挨拶&青山台出身同士トーク少々。膝高の舞台もある小劇場をスタジオ的に使い、取り囲んで置かれたイスに適宜座ってくだされ式でのパフォーマンス。スピーカーの接続ノイズと連動してる?シンバルと荷物固定ゴム?がいわくいいがたい中途半端さで在り、舞台上にはドラムセット。例によって黙々とモグモグと肉体を物化するかのようなコンタクトインプロというか殴って覆い被さって飛び跳ねてぶつかり走り激突とか、高低差を活かして舞台から飛びかかるなど僕が観た中では過激度満点。しかもすぐ足下まで転がってくるし。ある種プロレス的なのかな。運動部中坊ちっく男子が今夜のツボだったりしました。塚原さんの不敵な視線にもやっぱりドキワク。いわゆるドラム演奏は何というか“目を閉じて力を一気出し”のような僕には視えてそういう“激し”さは伝わったけれど、もう一つ何か、みたいな印象。その場でこれもどれが“完成”なのかわからなかったりもする、刷り立て?シルクスクリーンGonzoTシャツをゲット。サイトにあったフレーズ「牧歌的崇高論、ローファイなスパーク」のようなものはホクホク受け取って帰途についたのでした。
乗り換え三宮の大賑わいを少しだけ彷徨。梅田行き特急の向かい席には同じくGonzo帰りで布バッグにプリントしてもらってた男子が座ってた。十三駅前つうか改札機から1メートルwのじゃんぼ總本店お好み焼き買って客室食い。