ますだいっこうのあと@ベルリン

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レベッカ・ホルン『静かな叛乱 鴉と鯨の対話』など

ikkomasuda2010-02-12

レベッカ・ホルン『静かな叛乱 鴉と鯨の対話』@東京都現代美術館。例えば自然のごく些細な表情をすくいあげてみせてくれる機械仕掛け。そんなオブジェ系が好きだった。動く文字スライドだの環境音楽だの水だの空間全体駆使な『鯨の腑の光』になるともれなく皆まったりしてるのが笑えた。展覧会のかなりの割合をしめるが実は映像作品で、短めなので観た『妖精モルガン』なんかは演劇的で他のもおもしろそうなんだけど、尺が長めでねー。展示形式として要一考かも? 常設展示『アメリカの絵画』でウォーホールのマリリンが10枚バリエ並びで観られたのが実は一番の収穫だったりしてw。その一画向かいはオカマつながりでホックニーだし。図書コーナーもしっかり堪能。
鷲尾和彦『極東ホテル』@赤々舎清澄白河駅MOTの間。深川タウンのフリーペーパーに案内があり出版社は知っていたのでのぞく。どこか疲れた人々の表情が素敵にエロい。
清澄の倉庫ギャラリービル徘徊。清洲橋渡ってドイツパンタンネ。水天宮から茅場町森岡書店。やっと訪問できたセレクト型美術古書店。クラシカルなビルの一室で、きちんと挨拶してくださる腰の低い店主はガッチリ系イケメン。スターバックス茅場町。『カキフライが無いなら来なかった』読了。些事を箸でつまむような自由律句が、山下残のパフォーマンス、そのテキストとなってる尾崎放哉とタイミング的につながったです。