ますだいっこうのあと@ベルリン

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ルイジアナ美術館

ikkomasuda2010-05-28

雨。美術館の入場券+往復乗車券176DKK購入後かるく街徘徊。古い街並みと少々ワイザツな今とのミックス。Nørreprt駅→Humlebæk駅。先入観で地下ホームから乗る方向を勘違いしさらに遅れもあってタイムロス。Helsingør駅行き郊外列車で小一時間。
ルイジアナ近代美術館。『カラー・イン・アート』展。
着いた当初は疲れとジジババの何気ない多さに辟易。天気も小雨続きで気分ドンヨリ。順路をたどってすでに混み始めているオーシャンビュー自慢のカフェまでたどり着き通り過ぎ、色に焦点を当てた企画展示を見始めたものの、時代順なので前半はあまり興味ない名作ばかり&ジジバアじっくりノロノロご鑑賞、という状況で正直試合放棄。いったんカフェへ引き返しカフェ淫。そしたら相席になったドイツ人のオバサンに話しかけられ、あ英語でね、アート談義をするうちちょっと元気になって、気づくと雨もあがってた。それでテラスから海を望む庭に出てみたら、タラソテラピーじゃないけどぐぐっと気分よくなって、晴れ間ものぞいてきたしね。それから向かった企画展後半、カンディンスキーを皮切りに現代美術への一連は非常におもしろく観られた。ホックニーがド派手な色調で描くグランド・キャニオン、イブ・クラインの青と赤、まだ平面に何とか大人しく収まってるフランク・ステラ、草間の変幻色球鏡地獄部屋w、仕上げはネオン管作品まで。それに崖から海に望む休憩スペースには、エルムグリーン&ドラグセットによる恐らくパーマネントの窓外に突き出た飛び込み台が。展示を見終わった頃にはかなり晴れてきて、芝生の広い庭園ブラつく。建物自体、エントランスは小地味だけれど、大きなロの字形配置でけっこうな規模。スカンジナビア半島を見渡す海峡の景色を活かす設計も美術と負けないほどで、結果的に非常に満足できた美術館遠出でしたー。
列車を中央駅まで乗り、ツーリストインフォメーションへ。公式サイトに「Gays & lesbians」向け情報の項目があるほどだし、ゲイマップなんかももらえる。オスカー・バー・カフェで紙類ゲット。店内わっかりやすーい姐さんいっぱい。ひとまずストロイエを歩いてホテルへ一度戻る。
東京便のオンラインチェックイン。は?開始1時間も経たないのに残席5つほどで通路側ナッシン、Nanu?!しゃーないわねー。
オスカーでのフライヤーで知ったゲイ・アカペラ・カルテットを観にいくことに。Schwanzen Sänger KnabenKafCaféen。ゲイネタもきっと配合なデンマーク語歌詞での言葉遊びが多くてジモピーほどではなかったにせよ、目配せや表情が豊かな澄んだ歌声はそれなりに楽しめた。ドラァグとかしてくれるかもという勝手な期待があったけど、奇妙に艶っぺいメイクだけでしたー。
ホテルへの帰り道、帰ってからも、金曜夜な“にぎやかさ”w。