ますだいっこうのあと@ベルリン

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那覇旅行4日目

リトルアジア屋上より

7時からとあったリトルアジアすぐの中華粥屋はまだ閉まってた。農連市場へ足を踏み入れる。公設市場とは違うヤッチャバ感にビビリつつ徘徊。

朝食セット250円!@モーニングステーション。売り物の弁当おかず、カリフラワー&ポーク炒め・青菜を小分けにして、ゆし豆腐汁&御飯とともに。この値段ならヒットよ。

世界遺産シリーズその2、斎場御嶽(せーふぁうたき)。

那覇バスターミナルから市外線38番に乗る。のんびり走るバス。親切に入口すぐで停まってくれた。ちと急な石畳道を登った奥の切り通しみたいなところや岩が重なり合った場所が、神聖スポット。正直言われなきゃわかんないよなイサン。それでも岩の間からのぞく久高島、っていう絶妙な構図はなんかありがたい気分。あるいは巨岩もアートってことでいえばDIAビーコンの現代美術を誤読で連想してみたり。

知念岬。いわゆるキレーなケシキ。「海邦国体」予算お手盛りっぽい体育センターが虚しく建つ裏手。

さらに38番バスで終点・志喜屋まで。思いっきりそこらの集落で降ろされる。道ばたで花を丹精するオバアに聞いて半信半疑で歩く。

垣花樋川(かきのはなひーじゃー)。MAXスタッフの女の子が勧めてくれた癒し”スポット。名水百選に選ばれてる。クレソン畑の急斜面を登った山肌にある。ほとばしる湧き水が樋を走る水音がする静かなところだった。ぼやーんと持ってきたお握りを頬張る。

探検気分で垣花集落に出てバス停にたどり着く。偶然すぐ便がありそのまま那覇市内へ。

葉っぱに包まったムーチーとジーマーミー豆腐を買う@新天地市場本通・まーさむん処商六。ムーチーはちょうど季節でほうぼうで売っていた。スーパーにはそれ用の材料コーナーまであったし。リトルアジアに戻っておやつ気分で。月桃の香りがちょっと漢方っぽくてそれがまたクセになりそう。

壺屋やちむん通り。肩が凝るデイパも置いて、点在する焼物ショップを冷やかし歩き。やっと日が差し青空が広がって沖縄らしい。買う気ゼロだったけど、マウイっていう高台たかめの飯碗がちょっと気になる。

うちなー茶屋ぶくぶく。観光向けでも古民家でいただく泡アワ茶は寛ぎ。ぼけらんとする。

冷やかしシリーズで入った清正陶器店で、陶工の家に嫁がれた店番女性にお茶やらサーターアンターギやら勧められ、話し込む。生まれは東京荻窪だけど育ちはガッツリ沖縄。お互いの地に抱くお互いの違和感みたいなことを。

店内には九州沖縄サミットの首里城晩餐会で使われた位置皿(練り込み皿)が。渦巻きデザインは混ざり合い発展していくカチャーシー精神を表している、そのサミットで披露された琉舞(琉球舞踊)を観たとき涙が出た、などと彼女は語ってくれた。

いい意味でここはやっぱり外国なんだと思って、だけどとても感慨深いひと時で、なーんも買わなんで申し訳なかったが、また話しにきたい。

あとはほんとブラブラする。久高民芸店、ハルくんレコメンド、“民藝”“柳宗悦”って雰囲気。琉球漆器謝花きっぱん店、砂糖漬け冬瓜の中味がトロ〜リ結局試食のみ。リウボウリブロ。沖縄コーナーが半端じゃないのもさすが。波の音〜琉球〜、紅型生地を貼ったピンチお土産用。ギャラリー象、ここもハルくんレコメンド、森正洋デザイン平形めし茶碗が100柄並んでてまたしても“民藝”のかほり。
国際通りにて

夜はリトルアジアでだらり。晩御飯はトロトロに煮たソーキ入りのカレー。デザートにタンカン付き。

屋上バーで今夜も青春見学(笑)。リトアジが生んだアコギシンガーよーへいさんの歌も聞けた那覇最後の夜。看板ナシのつけめん名店SAKURA、誘われるまま行っとけばよかったなー。