ますだいっこうのあと@ベルリン

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那覇旅行5日目

リトルアジアPCでの書き込み。

というわけで現在23日火曜の7時すぎ。帰京日の朝ってやつです。空模様は昨日の午後くらいからようやっと晴れ間がのぞくようになりました。一気に南国感倍増。くわえて建物が低い那覇の空は間近に感じられます。

羅列の続きは…カフェ・ユニゾン@宜野湾、前島アートセンター、ゲストハウスの屋上バー、農連市場、斎場御獄、知念岬、垣花樋川(ひーじゃー)、壺屋通り、ぶくぶく茶……、本日は旧海軍司令部跡を見学予定。

街とはちょっとだけ仲良くなれた気がしてます。オキナワンは本当に気さくに話しかけてもくれるし。サイレントモードの一人旅ですが、がっつり話し込むことまで体験しました。

そんなふうに土地とちょびっとだけ慣れたかなって幻想をいだく頃、旅は終わっちゃうもんなんでしょうけど。


朝飯、フーチャンプルー定食@メモリー農連市場はタイのマーケットを思い出す。オバアと気さくにトークするってほどの旅力なくても、朝ならではの、といってもピークタイムすぎてどこか間が抜けてもいる、清々しい生活感は大好き。

旧海軍司令部壕。リアルな地下壕跡は霊感ゼロの僕でもちょっと重圧感に気分悪くなる。人形とかでの再現なんかがほぼないぶん逆に迫ってくるのかもしれない。地上の展示コーナーもじっくり見学。

ゆいレール駅までぷらぷら歩く。やはりデザインが“本土”と違う団地を抜けていく。県道バイパス道ばたでオバアが弁当を売っていたので思わず買う。300円だけど肉揚げ物おおめ肉労者向けね。

ソバまで付くのでそれだけおしゃべりしながらそこでいただく。子供が大阪にいたり広島にいたり僕と年が変わらなかったり結婚してるの?と聞かれたり。

たどり着いたのは奥武山公園駅。文字通り公園すぐなのでそこで弁当を広げる。有名な(笑)漫湖から国場川あたりの水辺を歩いて壺川駅からゆいレール

餅の店やまやで土産にムーチー。リトルアジアへ戻って荷物をピックアップまたくるねー。MAX国際通りで気になっていたブランケット地の手提げバッグ衝動買い。こりずにリウボウリブロで立ち読み。
国際通り脇道にて

那覇空港スカイマーク航空は臨時便扱いとやかでゆいレール駅からだと案内表示が途中行方不明。ターミナルの端から端まで歩かされる始末。しかもまたバス連絡だったし、継子扱い。SKY518便17:30発。三連席横座りで楽チン。黒川伊保子日本語はなぜ美しいのか』機内一気読み。

羽田着。興奮が残ってか薄着のままで京急。ハルくんとドトールコーヒー新宿駅南口コンコースで落ち合う。あかんわ脳がグルグルしてるよ。

この那覇日記いまさらだけどひと月近く経った2月12日に書いた。ニューヨークよりもバンコクよりも台北よりもどこよりも“他所者”感を多かれ少なかれ抱き抱かされた旅だった。それぐらい沖縄は《島》だってことなんだろうか。それとも単に僕が、もはや外国に近いという想定外な違和感と初琉球の旅慣れない感とで奇妙な視線をしたオカマだったからだろうか。どうだっていいや。考えてみたら泊まりがけの一人旅自体も相当な久しぶりで、ichiさんいうところの“自分力”がどんなんか、それとはまた別で旅することそのものの意味みたいなものまで含めていまだ考えてしまっている。ただ考えてたってしょうがないのにね。いずれにせよ今回の那覇一人旅がすんごく後を引いていることは確かだ。いろいろに。まあまた行ってみればいいさあ、だね。それにさ琉球男子だってさあ(以下自粛)。