午前中D社ガイド本上海校正。
表参道へ。タケオ・ペーパーショー@スパイラルをガーデンだけチロリとのぞく。竹尾さんご本人も熱心に説明してました。海図をリユースした封筒やバッグが素敵。
広報紙Sのインタビュー取材同席。舞台人N氏。生で聞く言葉になるほどと頷いたり我が身を反省したり。
スイカとかパスネットと似たようなサービスをやってる関西版でしょ、くらいにしか認識してなかったピタパ。全然便利じゃん! この記事を読んだら、何より関西の利用者がダイレクトにクレームをつけた結果だ、ってのがとてもすばらしい。うん、思ったことはもっとダイレクトにしなくちゃね。
tpt『皆に伝えよ!ソイレント・グリーンは人肉だと』@森下ベニサン・ピットを観る。
川崎桜さんにバッタリ。風煉ダンスつながりでフライングステージも観ていただいている方もご一緒。さらに篠井英介さんも声をかけてくださった、深謝。
[ルネ・ポレシュ演出の]ドイツ作品を日本の俳優で、ってので二の足踏んでいたのだけどもうまったくの杞憂。むちゃくちゃたのしませてもらったわー。みな素敵に壊れてました。愛だのお金だのセックスだのポルノだの売春だの肉体だの人肉だの映画『ブギー・ナイツ』のワンシーンだの、の解体されたテキストが、ほとんどはマイクでひろうひそひそ声で、ときに限界に挑戦なガナリ大会で積み重なっていく。物語やストーリーはまったくない。その積み重なったテキストの向こうに、何かが視えた、そんな印象。後半にかけての体温の上がりようはセックスと相似形でもあったかもしれないー。
キャストたちは多くの時間をブルーシートで覆われた小部屋で演じて、それをビデオカメラで中継→スクリーンに映し出されるスタイル。やや手ブレ酔い。唯一の男子・長谷川博己クンがアップになるたびにそのツルツル一重顔にすんなり欲情(笑)。衣装のローライズパンツのモッコリ度もエロかったですな。あと、なーんだか木内みどりがツボで。僕、ああいうオバサンになりたい、とわけもわからず思ってしまったです。
「オールウェイズ・ラブ・ユー」カラオケちゃんと廉い画面中継付き、ヴァン・マッコイ「ハッスル」なんてベタな曲使いのシーンは、ゲラゲラもんでありました。客入れ・客だしが執拗にシンディ・ローパーの「トゥルー・カラーズ」リフレインだったりするのもフムフム。
あーもう本当に「ドイツ年」様様。てかやっぱり一度ベルリンに行ってみなくちゃだわ。