ますだいっこうのあと@ベルリン

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1/13/2001

文藝のカオリンタウミ特集を立ち読みする。
彼は昨年7月に34歳で他界した詩人。僕が97年夏に初めて聞きに行ったリーディングが、シャロン・メズマーと、カオリンがメインで、とても印象に残っている。ちなみに、この時はオープンマイクもあって、一番手だったカワグチタケシさんに、僕はノックダウン!(笑)。 その後自分もベンズ・カフェで読むようになって、カオリンとは挨拶+αくらいはするようになってたと思う。
だけど、一番彼のことで記憶に残っているのは、『ここで震えている』を初めて読んだときのこと。途中からMCとして半ば強引に登場したカオリンが、僕のリーディングを聞いて、「このゲイボーイの目はマジだぜ。こいつの詩はマジだぜ」みたいな事をマイクで喋った。素直にポジティブな気持ちでそう言ったんだろう。ゲイボーイってのはどうよ?って思ったけど、会場の反応も含めた、すっごくいい伝わりようは印象深い記憶。今だに。