ますだいっこうのあと@ベルリン

在ベルリン/俳優・ゲイ/演劇コーヒー映画アート読書都市旅ドイツ語/ikko119[あっとまーく]gmail.com

born oder aus der neuen welt.

〈ごくごく余談ですが、共同通信社の記者ハンドブック「がん(癌)」の項目には「比喩的には使わない」と注釈があります。職業病的な呟きでした(というか校正労働は近頃ご無沙汰ですがそれはまた別な話w)〉〈台詞ないけどいい機会なのでシナリオ逐語読解。最近はドラマを見たらサイトの粗筋も、ざらっとじゃなく、訳すつもりでキッチリ読むようにしてる。辞書引くと「口語」って表示のある語彙・表現とかが頻出で、ソープドラマの筋なんて中身的にはアレだけど、独語的にはまぁいい手かなと〉〈デクレッシェンド抜きで雨が止むなりベルリン寺(ふめい)〉Manuel Moncayo『Born』@Lindower Str. 18。退色っぽカラー写真の男たちと湖だ森だ樹々だ光だ、ビッグフォーマットでの展示自体はやや退屈ででも主役である写真集自体はソソられた。近くの広場でのトルコ系フェスティバル、たぶん国民投票Hayır派の。〈70年代東西冷戦期ベルリン舞台に、邦題『コーヒーをめぐる冒険』主役くんが、女たらし専門スパイ役で西にて暗躍する話を軸に、東の国家に弄される人々も描くTVドラマ『Der gleiche Himmel/雑訳・同じ空』。壁挟んだゲイの恋愛も登場でこの連休1話ずつ凝視中、字幕表示時々でw〉これまで放送された3エピソード終了。東西壁挟んで恋するゲイカップルの、強引に東ドイツを脱出するプランを巡っての意見の食い違いがあって後の、新しい可能性をふいに見出すシーンに、まぁ姑息とはいえラジオからこの曲が流れてて、西の恋人が実はハングライダー的なのを設計・試作してた話をする中で、いわゆる帆布素材にはポリエステルを使うと説明「これだったらきみの国にもあるよね」って微量の皮肉&ユーモア台詞で落涙。マットとチャット。