ますだいっこうのあと@ベルリン

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CM撮影仕事

12時30分入りでCM撮影仕事、デジタルセキュリティ企業向けオンライン広告映像みたい。現場は地図でいうとベルリンの左上・テーゲル空港左横の滅多行かないエリア、U7最寄駅から着いた冷湿曇天空のバス停は人けなくってお淋しや、飛行機が次々低空着陸、後で調べたら戦時中は毒ガス工場でもあった敷地の撮影所。そんな気もしつつ早め到着すれば昼飯タイミングで、ケータリング車の厚切りステーキほか平らげ、監督チェハドとちょっと話す。見知らぬクルーたちはでも写真でみな僕の顔を知ってるという非対称、出演者もわりと誰が誰やら、プロダクション身内で賄ってるキャストもいるみたいだしー。1時間半くらい何もない待機を経て、目の下隈メイク・慣れない胸開け金鎖首飾りグラサン衣装あたふたでセット入り。カジノテーブルを囲むいかにもな面々のうち、無毛猫を抱いたアジア系。台詞動きありは一人だけで、他は座ったままなのである意味楽勝。猫エミィを手懐けて抱き位置キープがちと苦労だった以外、無表情・グラサンの上越し虚ろ視線・撫で続ける手、をひたすら。撮影はワンシーンというよりずばりワンカットだけ、実質1時間半であっさり終わり。普段のエキストラと比べても楽勝だったものの、とっても無駄に気が張ってたせいか帰途バスUバーンSバーン長々からグッタリで早々にベッドへ。