ますだいっこうのあと@ベルリン

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悪魔のしるし旅2日目:ベリンツォーナ→チューリヒ[ベルリン2014]

リンツォーナ市街
グランデ城より
ストリートアート
ジェシカがコーヒーを淹れてくれてキッチンで少しお喋り、家庭的でそれでいてオープンな女性で出発まで話が弾んだ。〈ベリンツォーナ市街ほぼ中央の岩上にある世界遺産グランデ城へ無料エレベータ往復途中誰ともすれ違わずの寒風小雨〉、その向かいに建つこれまた世界遺産だかの城の前をほんわり雲が流れてる眺めが何とも。改めて劇場界隈の市街中心部をぶらりぶらり歩く、歴史がギュッと詰まってる佇まい。
リンツォーナ・チューリヒ間の車窓
切符窓口が見つからずわざわざホームの駅員さんまで尋ねに行って自販機コーナー奥にある仮設カウンターにたどり着く、きっと前もって買っておけば多少は安いであろうチューリヒまでの切符を手配。11:06ベリンツォーナ→13:51チューリヒ、IR。車内はガラガラでこれまた車窓に釘付けな乗り鉄。ゴットハルトトンネル挟んで、曇天のせいもあって建物もどこか地味にみえるイタリア語圏と、まさにトンネルを抜けると状態な雪国と、その先の白く化粧した鋭峰と湖とのなんちゅういかにも絵はがき的な景色だけで観光満喫。チューリヒに近づくにつれ晴れてきて車内もそれなりに席が埋まってた。〈スイツ鉄道車内での録音音声アナウンスは、チャイムが短く鳴って流れるのだけど、ドイツ語とイタリア語とで音色が違うの。フランス語がどんなかわからんけど、多言語対応の素敵な小さなデザイン。そんで独語版のメロディは日本で聞いたことあるのと少々似てるようなw〉
チューリヒ中央駅のニキ・ド・サンファル
Sバーン車内
チューリヒ中央駅でまずドイツ鉄道のスト対応、帰路を夜行列車[CNL1259・チューリヒ19:42→ベルリン-リヒテンベルク07:48・開放2段寝台]から午後発特急ICEへ振替。適当にしか案内してくれなったツーリストインフォ経由、かぼちゃスープを啜りながらカフェ的な店で小1時間かき集めた紙類とかろうじての無料WiFiで情報収集&整理のうえ、街歩きスタート。
フライターグ旗艦店

旧造船所シフバウ

貨物列車通過
トラム車窓
中央駅前
当地第一目的フライターグ旗艦店訪問。中央駅からSバーンならひと駅Haubbreck駅近くにある〈〈コンテナ積み積み最上階から周り展望可なんて知らなかったわよぉ早め夕暮れ空に1/10泣き〉購入欲はぐっとこらえたものの、聖地訪問感半端なし。このあたりはここここで紹介されてる工業地帯再開発エリア・クライス5で、旧造船所が劇場になってるシャウシュピールハウスもロビーだけで惚れ惚れ、高速道路下の一般道の引込線へ貨物列車がノロノロ入ってくるとか、夕暮れの天気も相まってちょっと興奮気味に歩く。トラムで中央駅前まで戻り、ちょうど金曜日のベルリンじゃ味わえない都会の忙しなさも体感し、トラムでチューリヒ湖東側Hoesegasse電停近くスーパーCoopで物見遊山し、18時過ぎにゲイ民泊網ebabのフレディ宅到着〈オカマ定番の早口&腹式大声〉さんでけどなかなか親切。口内炎もなかなかだったので夜何かを観る欲は捨てそのままグダグダ、部屋はいつもはリビングのようでソファがベッドになる式〈モッツァレラチーズ口内炎対応食品リスト入り…。クスクス的出来合い総菜は酸味やや過ぎて挫折〉〈『ディスコ・ダック』なんて何年ぶりに聴いたやら…そんな懐かしくはあるけど別にグッともこない曲ばかり垂れ流し続けるラジオがキッチンで流しっぱ。音源がそもそもカセットテレコだったりするから当然かしらw〉
ドイツ鉄道スト終了を早めたのね、やっぱり?明日駅窓口でもう一度確認だわ、もはや開放2段ベッドよりも座席で明日深夜に帰り着くほうが楽な気もしてるんだけどね〉